AIとかで効率化しても成果が出ない理由〜70点を90点にしたくなる私たちへ
効率化しても仕事が早く終わらない
AIを使うようになってから、以前よりなんでも速くなりました。
テンプレートを作ったり、仕組みを整えたり。
「これで30分ぐらい短縮できますね。」
「この作業ならAIに任せられますね。」
そんな話をする機会も増えました。
でも、不思議なことに…
仕事って、あまり早く終わらない。
最初は、仕組みがまだ足りないのかなと思っていました。
でも最近、違うかもしれないと思うようになりました。
人は、空いた時間で休まない。
効率化すると時間ができます。
でも、多くの人はその時間で休むわけではありません。
「もう少し分かりやすくしよう。」
「この表現の方が伝わるかな。」
「フォントを少し変えてみよう。」
気づけば、また仕事をしています。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
むしろ、仕事に誠実だからこその行動なんだと思います。
品質は、どこまでも上げられる。
仕事の品質って、40点から70点にするのは意外と簡単です。
誤字を直して。
情報を整理して。
構成を見直して。
このあたりは、やればやるだけ良くなります。
でも、70点を90点にするには急に時間がかかる!!
細かな言い回しを何度も考えたり。
デザインを少しずつ整えたり。
何度も読み返したり。
そして面白いことに、多くの人は効率化して空いた時間を、この「70点から90点」に使います。
でも、その20点は本当に必要?
ここで、私はいつも考えてしまいます。
その20点、本当に必要?
もちろん、品質は大切です。
でも、70点と90点の違い、お客様にとってはそんなに重要ではないかもしれません。
お客様が欲しかったのは、90点の資料ではなく、昨日より1日早く届く70点の資料だったかもしれません。
あるいは、その時間で新しい企画を考えてくれたり、相談に乗ってくれたりすることの方が価値があるかもしれません。
品質を上げるために熱中しているとき、自分のプライドのためにやっちゃってるな…って。
ついそこに時間を使いたくなっちゃうんです。
でも、本当に成果につながるのは、その最後の20点ではないことも多い気がしています。
最近考えていること
効率化のために本当に必要なのは、
どこまで品質を上げるかを決めること。
そして、残った時間をどこに投資するかを考えること。
仕事には終わりがありません。
だからこそ、「ここまでで十分」と決めることも、一つの能力なんじゃないかなと思います。

