【絵日記】サンクトペテルブルクにいる着ぐるみさんたち

弟とロシア観光した時のお話です。前回の話はこちら。

今回はサンクトペテルブルクでのお話です。

サンクトペテルブルクでは、ネフスキー通りなどの観光スポットにシマウマさんがいます。正確にはシマウマの着ぐるみを着た人間がいます。(シマウマさん以外にもう一匹一緒にいた気がするんですが、なんの動物だったか忘れてしまいました。)

以前妹とサンクトペテルブルクを観光した際のガイドさんによれば、彼らは「観光客に気さくに話しかけ、観光客がよかれと思って彼らの写真を撮った後に撮影代金を請求する」という仕事をしているとのこと。

写真を撮った後に「お金が必要だなんてそんなの聞いてない!」と主張しても後の祭りで、「いやもう僕たち仕事した(=写真を一緒に撮った)んで」ということでお金を払わされるんだそう。(前もって値段交渉しておけばそんなに高額にはならなくて済むそうです。)

げんだちょふはこの話をガイドさんから聞いて「ひぇぇこわい・・・」と思ったのですが、ガイドさんに「サンクトで気をつけないといけないのはスリと着ぐるみぐらいだから怖がることはない」と言われ、感覚がまるで違っていることに驚きました。

確かに冷静に考えてみれば、着ぐるみに関しては事前に知っていれば避けることが可能です。怖いと言うよりはちょっと面倒な存在というところでしょうか。

語学堪能なシマウマさん

彼らはとにかくフレンドリーで、通りを歩いている観光客に積極的に「hello!」と声をかけ陽気に近づき、スキあらばハグしようとします。

弟とネフスキー通りを歩いていたときもそんなシマウマさんに声をかけられたのですが・・・

優秀な人なのかも

なんとシマウマさん、日本語で「写真撮りましょう」と話すではありませんか。げんだちょふ、驚き。

なんでわざわざ日本語を覚えようと思ったのでしょうか・・・。サンクトペテルブルクに行くと確かに日本人観光客はいるのですが、「あっちにいってもこっちにいっても日本人」というわけではなく、ヨーロッパ方面からの観光客の方が多い印象です。アジアだと中国人の方が多そう。それなのに日本語を覚えているということは中国語やフランス語など他の外国語を覚えている可能性もあるかも。

そしてあのシマウマさんは誰かに「お前、もっと儲けるために英語以外も覚えろよ!」と言われてイヤイヤ覚えたのでしょうか・・・?それとも自ら「覚えたほうが仕事に有利になるだろう」と思ってネットで調べたのでしょうか・・・?もし後者なんだとしたらシマウマさん、すごく優秀な人材なのでは?

ここまで考えたらあのシマウマさんの仕事が本業なのか副業なのかアルバイトなのか、なぜあの仕事をしようと思ったのか気になってきた・・・

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サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館でスリを見かけたお話もご参考に。

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!