わたしが服を買う時に気を付けていること2つ。アースデーに寄せて。

twitterでこんなニュース記事が流れてきました。

捨てられた服たちが最終的にどこへ行き着くのか、という問題提起をしています。

若い時はとにかく色々な服を着てみたかったし、おしゃれでいたかった。雑誌で流行りをチェックしてはファストファッションで安く買っていました。しかし、アラサーも終盤に近づいてきた今、そういった欲もなくなってきたので、「どうせ買うなら環境に良さそうなものを」と考えるようになりました。

今日はアースデーに寄せて、わたしが服を買うときに気を付けていることを書きたいと思います。

服を買う基準

わたしが服を買う時に気を付けているのは以下の2点です。

  • 無駄には買わない
  • 買うならできるだけ天然素材のもの

無駄には買わない

「これ使うか使わないか分からないけど、とりあえず買っておこう〜」っていう買い方はしません。

20代の後半に断捨離に目覚め(目覚めたのはこちらの本がきっかけ)、捨てることを繰り返しているうちに、ものを買う前に「捨て」を意識するようになりました。今は輝いて見えるこの服も、いつかは捨てる。それが1年後なのか10年後なのかわからないけど、極論、自分が死ぬ時には捨てることになる。そしてゴミになるのです。

「ものを大切にする」と言うと、「できる限り長く使う=捨てない」ことが正しいって思いがちですけど、本当は「そもそもいらないものを買わない」ことの方が大切なのです。だって、みんなが買うから企業は売るために作るわけじゃないですか。一度作ってしまえばそれはいつかゴミになる運命なのです。だから、企業に無駄に作らせないために、個人が無駄に買わないことが大切なのです。

それに「買って捨てない」を繰り返すと、いつか家がゴミ屋敷になりますしね。

買うならできるだけ天然素材のもの

また、服を買う時は天然素材のものを買うようしています。

化学繊維のものは環境に負担をかけるという話は知っていますか?

SNSで、服を土に埋めたとして、綿のTシャツであれば数ヶ月で分解されるのに対し、ナイロンパーカーなどの化学繊維のものだと数十年、大きいものだと数百年(!)かかると言うのを目にしたのです。

「自分が生きているうちに分解されない服って・・・」て思っちゃったんですよね。

冒頭のニュースでも

捨てられた衣服には石油を原料とする化学繊維が使われています。

このため、分解されずに砂に埋もれ、土壌汚染の原因となっています。

出典:NHKニュース WEB特集 着られなくなった衣服の“末路”とは…

と、化学繊維でできた洋服が土壌汚染の原因になっていると書かれています。

それに、化学繊維の服ってダマになりやすかったりして、見た目の面でも長持ちしないんですよね。

なので、できるだけ綿(コットン)、夏ならリネン、冬なら毛など、天然素材の服を買うことにしています。年中着られるコットンが一番使い勝手がいいですね。

化学繊維の服は、冬場のアウターやレインコートなど機能性を重視したいものや、セレモニーなど特別な日に相手に失礼のないようにしたい時は買います。

中古品やレンタルもおすすめ

近々、弟の結婚式があるので参列するためのドレスや靴を購入しました。

ドレスはメルカリで中古品を購入しました。レンタルも検討したのですが、安かったし、気に入ったデザインのものが見つかったので。結婚式が終わったらクリーニングしてまたメルカリで出品する予定です。こういう年に1回着るかどうかのものは、所有するのが本当にもったいない・・・。

靴は新品を購入したのですが、結婚式のためだけに履くヒール靴ではなく、普段も履けそうなフラットシューズを買いました。

普段着については、エアクロという服のサブスクサービスを利用しています。air closet(エアークローゼット)。決まった数の服を送ってくれて、1ヶ月後に返す。するとまた違う服を送ってくれます。

今は昔に比べてレンタルや中古品など、買わなくて済む選択肢も増えました。この記事を読んで、自分の服の買い方について考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

エアクロが気になる方へ。紹介コード【rGgL8】で割引になるみたいなんで、よかったら使ってください。)

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