【ポーランド】ショパンの家から浜松の話

みなさま、ずどらーすとびーちぇ! 本日もご訪問いただきまして ありがとうございます。

ワジェンキ公園で 虫に刺された翌日、ショパンの生家のあるジェラゾヴァ・ヴォラというところへ 行ってきました。

ワルシャワ中心部から ジェラゾヴァ・ヴォラへは 公共交通機関で 行けなくもないのですが、 かなり不便(1時間に1本ほど)なのでホテルまで車で迎えにきてくれる 現地発着ツアーに 申し込むことにしました。

当日ホテルまで迎えに 来てくださったのは 現地ガイドのクリスさん。 日本語で案内してくださいました。ジェラゾヴァ・ヴォラに向かう 車中で 「どちらで日本語を勉強されたのですか?」 と尋ねると、「若い時日本に住んでいました。 結構長い期間住んでいたのですが 日本語はあまり上手くなくて、、、」と、かなり謙遜した回答が。

「そんなことない、お上手ですよ〜」 と言っても「いやいや!本当にもう下手くそで! すぐに忘れてしまうんですよ。」 とのこと。

この謙遜する文化を 習得しているということは 「この人は 日本に住んでいたに間違いない。」 と確信しました。

無料コンサートしてます。

ワルシャワ ショパンの家
車を降りて広い庭園の入り口から少し歩くとお家に到着します。

車中での会話を楽しみつつ30分ほどで到着しました。大きな庭を通り抜けるとショパンさんの家の玄関が現れます。

ワルシャワ ショパンの家

白い壁が素敵なお家立派な家なので実家はお金持ちだったのかと思いきやそういう訳でもなく、この家の主人に家庭教師として雇われていたのがショパンのお父さん、家政婦として雇われていたのがショパンのお母さんで、(つまり職場恋愛みたいなもの)結婚した後はこのお家に向かって右半分を間借りしていたのだそう。ここでショパンが生まれた後まもなく、家族でワルシャワに引っ越したのでショパンはここにはちょっとしか住んでなかったみたいです。

ここでは夏の間、毎週土日の決まった時間にコンサートが行われているんだそうです。この日は土曜日だったのですが残念ながら時間が合わず(このツアーは午前中で終了、コンサートは13時開始)聴くことはできませんでした。しかし家の中の展示を観てまわっていると、ピアノをガンガン弾いているおじさんが登場。黙々と練習するおじさん午後に始まるコンサートのリハーサルをしていたようです。ちょっとだけ聴けて、得した気持ちになりました。

ワルシャワ ショパンの家

花嫁さんと記念が残せる庭園

ワルシャワ ショパンの家
小川が流れちゃうぐらい広い庭園

家の中を観た後はクリスさんの案内のもと庭園をしばらくお散歩しました。当時からこんなに綺麗な庭だった訳ではなく、この施設を作るときにデザインされたものだそうです。

ブラブラと歩いているとウェディングドレスを着た女性が。結婚式の前撮りをしている若いカップルに遭遇しました。景色が綺麗なので前撮りにこの庭園を利用する人も多いんだそう。「へぇ〜ここだったらいい写真が撮れそうですねぇ〜」などと適当に相槌を打っているとクリスさんに「花嫁さんと一緒に写真を撮りたいですか?」と聞かれました。そんなオプションあるんですか?わたしそんなに写真撮りたそうな顔をしていましたか?

びっくりして「いやいや、いいです!!!」と即答しましたが、今思えば撮ってもらっても面白かったかもしれません。

日本でショパンに会える

帰りの車中では前日に見たワジェンキ公園のショパン像の話に。(実はこの記事の柳の木の話はクリスさんに教えてもらいました)「大きな公園でびっくりしちゃいました〜」などと話しているとクリスさんから衝撃ニュースが。

「日本の浜松にも同じショパンの像があるのはご存知ですか?」「え・・・?」「本当に同じ大きさのやつがありますよ。」

ワルシャワ市からもらってるって、ほぼ本物じゃないですか。

ポーランド ワジェンキ公園

どーん。

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!だすびだーにゃ!

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