【思い出】ロシア語でプレゼンテーション

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

安請け合い

今月頭、ヤロスラブリで日本語教室を開いている先生のNちゃんに「11月末に展示会に招待されたんだけど行かない?」と言われました。聞いてみるとそれは日本・中国・韓国に留学したい人向けの説明会のようなものだそうで、面白そうだと思い「うん、行く〜」と気軽にOKしました。

その時に「ちょっとみんなの前で一緒に話してもらえる?」とお願いされたのですが、Nちゃんは日本語話せるし、みんなの前と言っても(ヤロスラブリだし)せいぜい7、8人ぐらいと会話する感じだろうと思って、それも「はいは〜い★」みたいな感じで気軽にOKしました。

しかしこの後、当日に近づくにつれて全容が明らかに。

プレゼン作ろう

数日後、Nちゃんから日付や時間などの詳細が伝えられました。その時に、「プレゼン、パワポ使えるよ〜」と言われます。「え?プレゼン?パワポ使う感じのやつなん?」っていうのが率直な思い。焦るげんだちょふ。

げんだちょふ
え?すごく短くても大丈夫?
Nちゃん
最低5分ぐらいはいるかな〜

小さい部屋で、ちょっと質問に答えるだけかと思っていたら、ガッツリ5分ぐらいプレゼンせなあかんらしい。

怖気づくげんだちょふ。げんだちょふがビビっているのに気づいたNちゃんは、「とにかく写真を用意して、日本の大学生活、そこにいた留学生の話、ロシアとの違いなんかを話せばいいよ。ロシア語難しかったら、日本語で言ってくれればわたしが話すから!」と。いや、ロシアで大学行ったことないから違いとか知らないよ!と思いながらも、「確かに大学には行ったし、留学生の子も何人かいたなぁ、それを思い出せばなんとかなるかも」と気持ちを取り戻します。

そこから写真を探し始めたのですが、わたしが大学生だったのは10年前。ケータイの時代。その頃の写真データは現在のスマホには入ってないし、まして写真なんかロシアに持ってきてない!(げんだちょふ今を生きる女なので過去の思い出をあまり大切にしません。よって写真データもあまり保管してません。写真データはきちんと整理しておかなければならないと、この時後悔しました。)

困り果てたげんだちょふ。「もうこれは人に頼るしかない」と、Facebookで大学時代の友人に「わたしの写真を持ってる人いませんか」と、呼びかけることにしました。すると優しい友人たちがいくつかわたしの大学時代の写真を提供してくれました。(みんなありがとう・・・!)

その写真たちとフリー画像を使い、なんとかパワポ20枚ほどのプレゼンテーションが完成。わたしがロシア語を話しても通じないかもしれないと思い、文章は全てスライド上に掲載(そうすれば文字で理解してもらえると思った)、それをNちゃんが添削。当日わたしはそれをひたすら朗読するという作戦で参りました。家で一人で朗読の練習・・・。

こんな感じのスライド

朗読しに行った

当日会場に行ってみると、予想していたよりだいぶ大きな部屋、というか、ホールのようなところでした。

韓国人・中国人の方たちが流暢に自分たちの国の留学制度について説明する中で、「わたしはただの思い出話を披露するだけでええのか」と疑問に思いながら登壇。緊張しつつもなんとか朗読を完了し、その後Nちゃんが日本の語学学校に通っていた時の話をプレゼンして、日本チームの発表は終わったのでした。

めちゃめちゃ緊張した

最終的に感じたのは「(わたしのプレゼンのクオリティはどうでもよく)本物の日本人がいるということに意味があったんだな」ということでした。

集合写真(日本風ポーズでピースしてくれた)

主催者の方からはお礼の言葉とプレゼント(お酒とチョコレート)まで頂いてしまいました。貴重な経験となりました。

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!