げんだちょふのゆる日記(2月)

2月某日 ゆる日記再び

丁寧な暮らしをする人がすなる日記といふものを、我もしてみむとてするなり。

久しぶりに日記を書いてみることにしてみました。

2020年の半ばごろまで日記を書いていました。その時はほぼ毎日書いていました。しかもイラスト付き。我ながらすごい。よっぽど暇だったんだろうな。

子どもが産まれてからは全くそのような余裕がなくなりました。子どもといると小さな面白い事件はたくさん発生するのですが、それを書く時間もなければ、書きたいという気力もないというか。

でも最近、子どもが保育園に行けるようになり、心と体に余裕が出てきたのか、書きたいなと思えるようになりました。

本当は絵を描きたかったのですが、ペンタブ(パソコンにペンで絵を描く道具)を久しぶりに使ってみたら動きませんでした。残念。そちらが直るまではしばらく文字だけにしようと思います。

親愛なる読者のみなさま、またお付き合いください。

2月某日 う〜な〜な〜

娘はもう一歳半。

最近は「あ〜わ〜わ〜わ〜あ〜う〜」と、宇宙に向かって謎のメッセージを発信したり、「う〜な〜な〜」と言いながら牛乳を要求したり、とにかく(伝わっているかどうかはともかく)よくしゃべるようになりました。

なぜ牛乳が「う〜な〜な〜」なのか、本当に謎です。私が「牛乳」と言っているのが「う〜な〜な〜」に聞こえるんでしょうか?失礼な。

2月某日 いつの間にか

ロシア語のレッスンの話。出産して以降もからかろうじて続けていたものの、娘がよく動くようになってからは、さらに頻度が落ちていました。

去年の年末。購入していた回数券の期限が切れそうなことに気がつき、急いでレッスンを受けようと思って予約画面を開いたら予約できる時間枠がほとんどありません。先生のプロフィールを見ると「今は新しい生徒は受け付けていません」と書かれています。これはもしかして、先生業を辞めようとしているのか・・・?

不安に思いながらも先生に連絡。すると、「子どもが産まれたので今は仕事をセーブしている」と。

「え?子どもが産まれたの?おめでとう!すごーいすごーい!日本で産んだの?(先生は日本在住ウクライナ出身)そうだよね〜コロナだもんね〜」

などをメッセージアプリで伝える。

レッスンは限られた時間で開講中とのこと。今も月に2回ほどお世話になっています。

2月某日 ひな人形の価値とは

ひな人形を出しました。

ロシア語の先生に「ひな人形買った?」と連絡したら「男の子だから5月人形買う予定。パンフレットがいっぱいある」と。確か前にレッスンで女の子だと聞いた気がしてた。わたしのロシア語リスニング能力よ・・・。

その次のレッスンの時に「あれ(ひな人形)ってすごく素敵だし伝統なのはわかるけど、すごく高いよね。私のほしいマッサージチェアが2つ買える・・・。あれが各家庭にあるのすごくない?」と。

これにげんだちょふは「まぁ、伝統だから・・・」としか返せませんでした。確かに、あれが女の子のいる家庭には必ずあると思うと、日本人てやっぱり金持ちですよね。最近は買わない家庭も増えているのかなぁ。

2月某日 初挑戦インスタライブ

今月末でげんだちょふが主宰しているゆる読書会が3周年を迎えます。なので、記念にインスタライブをやってみることにしました。

始まる前、(誰も見にきてないのに)めちゃめちゃ緊張して、手がプルプルしていました。なんですが、話しはじめてみると意外と楽しく、5分ほど普通に話し続けることができました。

意外と楽しかったので、これから定期的にやっていこうと思っています。

よかったらゆる読書会のインスタグラムもフォローしてね。

2月某日 呆然唖然

お昼頃にロシアがウクライナに侵攻したというニュースが飛び込んできました。

まさか、と思いました。

自分が生きているうちに、身近な国で戦争があるなんて。

この日の夕方に母と電話。「あんた、すごい国におったんやねぇ〜」と言われました。(正確には、わたしもよく知る母の友人に「娘さんはすごいところにおったんやねぇ〜」と言われたらしい。)

いや、住んでいた時はこんな国だと思ってなかったよ。平和だったし。

選挙でプーチン氏が圧勝してた時は「むむむ?」って思ってたけど。

ロシア人に「クリミアは暖かくて良いところだよ〜、行ってみなよ〜」と言われて「むむむ?」って思ってたけど。

この日は夜に「なんでこんなことになってしまったのか?」「これからどうなってしまうのか?」と考えて眠れませんでした。私がどんだけ考えようが状況は変わらないのにね。

2月某日 感情を出すと言うこと

あまりにモヤモヤするので、頭の中でぐるぐる考えたことを文章にしてみました。

友人を始め、インスタグラムやTwitterで繋がっている方々など、たくさんの人が読んでくれました。中には感想をくれた人もいて、とても嬉しかったです。

何か自分の中で答えのない問題やモヤモヤした感情や湧き上がってきた時に、表現する方法があると言うのはすごく大切だと感じました。出さないと、自分の中で膨れ上がって大変なことになってしまう。私にとってそれはブログです。

2月某日 誰も望んでないのに

ロシア語の先生(日本在住ウクライナ人)に、こちらの事情でレッスンを延期しなければならないので連絡。先生の親戚の方々は確かウクライナに住んでいるはず。センシティブなことなだけに聞いて良いのか迷いつつ、でも何も触れないのもおかしいよなと思い、大丈夫か聞いてみると「住んでいるところの近くで爆発が起こっている。パニックになっている」と。

一方、信頼しているロシアの友人にも恐る恐る連絡してみると「私たちもショックを受けている。」と。

誰が望んでるのかね。戦争なんて。本当に。

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