【デンマーク・コペンハーゲン】結局、美味しいやつは美味しい。デンマークごはん。
昨日はカフェのお話だったので、今日はごはんのお話をしたいと思います。
白いパンをおうちに持って帰りたい。
げんだちょふはパンが好きです。(特にクロワッサン。)
ロシアにも、もちろんパンはあります。が、しかし、主にパン屋さんで売られているのは酸味のある、堅い、黒いパンです。
最初のうちは珍しいので割と好んで買っていたのですが、食べ慣れてないせいか今はあまり食べたいと思わなくなりました。
ピロシキ(惣菜パン)とかハチャプリ(チーズパン)とか、素材の味より具材の味の方が前面に出てくるやつはおいしいなと思うんですけど。
白いパンも売っていますが、日本のパンのようにふわっとはしてないんですよね。なんか、パサついてる。。。(ヤロスラブリクオリティなだけかもですが。)
ということで、わたしは日々ヤロスラブリでハイジ並みに白パンを欲しています。
4月に一時帰国したときには、友人の結婚式で提供されたパンがとにかく美味しく感じられました。「とにかくパンが美味しい」発言を式中ずっと繰り返していたら、同じテーブルの方々に同情されました。
デニッシュといえばデンマーク。
前置きが長くなりましたが、デンマークはデニッシュパンの本場なんだそうで、パンをこの上なく欲していたげんだちょふは、それをとてもとても楽しみにしていきました。
街をうろうろしてみると、確かにあちらこちらのパン屋さんやスーパーで朝から焼きたてのパンが売られていました。
朝から焼きたてのパンのいい匂いがするってとっても幸せですね。
ところでげんだちょふはセブンイレブンのことを「セブイレ」と呼ぶのですが、これって関西の言葉なんですっけ?関東ではなんと言うのですか?
こういう甘いパンとコーヒーで朝ごはん。これがげんだちょふにとっての幸せ。
ニシンの酢漬けって意外と美味しいんですね。スモーブロー。
デンマークでもう1つ有名なのがこちらのスモーブローと言われるオープンサンドイッチです。黒いパンに魚のフライやニシンの酢漬けを乗せて食べます。
こちらのスモーブローはガイドブックに載っていたお店で食べたのですが、黒パンがわたしがヤロスラブリのその辺のお店で買ったやつより格段に美味しかったです。
結局わたしは黒パンが嫌いなのではなく、美味しいパン屋さんが近くにないというだけなのだとデンマークで気づきました。
誰かうちの近所に美味しいパン屋さんを連れてきてください。
このスモーブローのメジャーな具材がニシンの酢漬け(写真中央のフォークが刺さっているやつ)。
ニシンといえば魔女の宅急便でキキが届けるニシンのパイぐらいしか知りませんでした。(あまり日本で食べませんよね?)
ロシアに来てから時々見かけてはいたのですが「ロシア=魚は新鮮ではない」というのが頭にあり(もちろん地域によるんでしょうけど)、手をつけたことはありませんでした。見た目もそんなに美味しくなさそうですし。。。
ですが、旅行という非日常のシチュエーションから生まれる謎の力に後押しされ食べてみると、さっぱりしてて意外と美味しい。
結局食べ物の好き嫌いって「それ」自体が嫌いと言うより美味しい「それ」を食べたことがないだけなのがほとんどなのかな、と悟らせてくれたデンマークごはんなのでした。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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