【フィンランド・ヘルシンキ】スオメンリンナ島の戦い
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
6月の中旬、夫の会社の連休を利用しまして、フィンランドのヘルシンキに行ってまいりました。またしばらくげんだちょふの思い出話にお付き合いいただければ幸いです。
ヘルシンキまでは成田空港や関西空港からJALの直行便が出ているほどで、日本人にとって北欧の中ではもっとも行きやすい国なのではないでしょうか。マリメッコやイッタラと言った北欧デザインブランドも日本で流行っていますね。他の北欧の国々と比較しても空港や主要観光ポイントに日本語での案内があるなど、日本人観光客の需要が多いのを感じ取ることができました。
ちょっとだけロシアの話をすると、ロシアの中でも西に位置するサンクトペテルブルクからは電車でも来られるぐらい地理的に近い国なので、ロシア人観光客も多かったです。今日は初日に訪れたスオメンリンナ島という世界遺産の島のお話をしたいと思います。
要塞の風景
スオメンリンナ島はヘルシンキの中心部(マーケット広場)にある港から船で行くことができます。片道15分ほどでしょうか。
島のいたるところに城壁や大砲が残っています。これらは最初ロシア帝国から自国を守るために作られたんだそう。その後、ロシア・スウェーデン戦争やクリミア戦争の舞台になった戦地跡なのです。しかし今は世界遺産登録され観光スポットとなるとともに、地元の人の憩いの場ともなっているんだそう。
小高い丘から見える開けた風景はどことなくジブリの天空の城ラピュタを連想させました。(この地がモデルとなったとかいうわけではありません。)
現代版スオメンリンナ島の戦い
島を歩いていると、なにやらはしゃぐ若者たちの姿が目に入りました。何かと思ってよくよく見ると、剣を振りかざし戦っているではありませんか。(剣の原材料はダンボール。)
10代後半から20代前半と思しき男女がなぜここまで来てチャンバラをしているのでしょうか。わたし達以外にも周囲には結構なギャラリーが集まり、写真もバシバシ撮られているようでしたが、彼らは意に介さない様子でした。
観察してみたところ
- 2チームに別れる。
- 片足立ちで「けんけん」の要領で移動し、相手チームを刺す。
- 背中を剣で刺されたら終了。最後の1人が残ったチームの勝利。
というルールのようでした。
みんなお年頃のようだしもっと楽しい遊びがあるんじゃないのかなぁと思いましたが、日本みたいにカラオケやボーリングはたくさんはなさそうだし、物価も高いのであったとしても頻繁には利用できないのかもしれません。それにこのチャンバラはお金もかからないし(剣の作成費用ぐらい)運動になって体にも良さそう。何より楽しそうにチャンバラをやっている彼らが健全で眩しすぎます。それに昔の要塞で戦うなんて趣深い遊びです。
なんだかほっこりしました。ありがとう。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!