【ヤロスラブリ観光】カザン女子修道院

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

ずっと気になってはいたものの、中に入れていなかった場所に行ってきました。それはカザン女子修道院。

カザン修道院

薄い水色の屋根に白い壁の建物。やわらかい感じの色味が可愛らしくて、「中に入ってみたい」と思いつつ、「普通の人(参拝者ではない)が入っていいのだろうか?」という思いがあって入れていませんでした。

しかし最近になって散歩中に、カメラを首からぶら下げた観光客らしき方が何人か入っていくのを発見。「あ、観光でも入っていいのね」というのが分かったので、その人達の後に続いてそそくさと入ってみたのです。

キレイなお庭

カザン修道院

ドキドキしながら門をくぐると、小さいながらもキレイな庭がありました。お花が咲いていて、きちんと手入れされているんだなぁという印象。

立地的には市街地で交通量も多いところなのですが、壁に囲まれた修道院の敷地内はとても落ち着いた雰囲気。お花の写真を撮っている人たち、ベンチに座って本を読むお母さんとその横でピロシキを食べている女の子など、自由にリラックスして過ごしている人たちがいて、「けっこうオープンな感じなのかな」とちょっと安心しました。

Храм в честь Покрова Пресвятой Богородицы 

お庭を散策した後、さらに建物の中も見学させてもらうことにしました。まず、入り口の近くにあったこちらから。

家に帰ってからこの建物の名前を調べました。ロシア語の名前はすぐにわかった(Храм в честь Покрова Пресвятой Богородицы )のですが、これを日本語でなんと言うのかわかりません。生神女庇護聖堂というのが一番近いのかな・・・?

生神女庇護聖堂

中に入るとすぐに「男性は男性らしい、女性は女性らしい服装をしなければなりません」というようなことがロシア語で書かれていて、横にプラトークとスカートの棚が置かれていました。(服装についてはウスペンスキー大聖堂の記事で。)ふむ。なるほど。

身支度をして部屋の中に入ると、カメラをもった観光客らしき方が数人と掃除をしている修道女の方が1人。静かでした。中央には立派なイコン。天井まで延びた壁画は立体的で、ウスペンスキー大聖堂やイリヤー教会とは全く違う、柔らかな明るいものでした。

カザン聖堂 Казанский собор

生神女庇護聖堂の隣にある背の高い建物がカザン聖堂。てっぺんの玉ねぎが小さめなことに気づく。

カザン聖堂
カザン聖堂

こちらも入り口にプラトークの棚が置いてあったのですが、その横の椅子の上にふわふわの毛をした白い猫がいました。全く動かないので大丈夫かと思ったら、お腹が小さく動いていて安心。

生神女庇護聖堂よりも天井が高く、より装飾がきらびやかな印象でした。でも画のタッチが立体的なのは変わらず。

調べてみたら、敷地内にもう1つ建物が存在していたよう。また行ってみよう。

基本情報

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では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!