【ドイツ・ミュンヘン】ルーちゃんの話1
ミュンヘン旅行の話、途切れてしまってましたが再開します。
前回の記事はこちら
今まで美術館、博物館、お城、作曲家の家やお墓など訪れた国々の「絶対行くべき観光スポット」と言われる場所に足を運んできました。
しかしげんだちょふ、音楽関係の観光スポットは興味ありましたが、正直、他の「〇〇家が作ったお城」や「〇〇時代に書かれた絵」などはあまり興味が持てませんでした。
一応毎回説明は読んだり聞いたりするんですけどね。
大抵、「ふーん」と思って終了。特にその先どうするとかはありません。
だったんですが、今日のこの記事に書く観光スポットというか、それを作った人の話が、聞けば聞くほどめちゃめちゃ興味が湧いてくる。
こんなにげんだちょふを惹きつける歴史上の人物は今までいませんでした。高校生の時に彼に出会えていたら世界史が得意科目になっていたかもしれない。
その彼の名は、バイエルン王ルートヴィヒ2世。
以降、お名前が長いので親しみの意味も込めましてルーちゃんとお呼びします。
ノイシュバンシュタイン城見学ツアー
ミュンヘン滞在2日目。げんだちょふ夫妻、この日は朝からノイシュバンシュタイン城という、ルーちゃんが丹精込めて作ったお城の見学がメインのツアーに参加しました。
ツアーの流れは朝、中央駅に集合し、立派な2階建ての観光バスに乗り込み、リンダーホフ城(小さいお城。詳しくは後ほど。)とノイシュバンシュタイン城を巡ってまた中央駅に戻ってくるというもの。(英語のツアーガイド付き。)
2階建ての綺麗なツアーバスにテンションが上がり、迷わず2階席に乗り込みます。この時は「綺麗な城を見に行く」というだけのツアーだと思っていました。
特にこの日はとても寒く、雪も積もっていたので「チェコでは見られなかったけど、ここでは雪の積もったお城が見られるかもしれないね!」などとのんびりと話していました。
え?ヤバくない?ルーちゃんのお食事エピソード。
バスが走り始めると、ツアーガイドさん(おじさん)が今日のツアーについての説明を始めました。
最初に今日1日の大まかな流れが説明され、その後、ノイシュバンシュタイン城を作ったルーちゃんの生涯に話が移ります。
「彼は小さい頃、とても厳しく育てられました。父親には週に1回しか会えませんでした。その後、、、」
まぁ、かわいそうに。まぁでも昔の貴族にはよくあったことなのかなぁ、とか思っているうちに不覚にも眠ってしまいました。英語のリスニング=催眠効果あり。
次に目を覚ますともうリンダーホフ城の近くまできていました。旦那さんも同じく眠ったり起きたりしていたようですが、起きている間に聞こえてきたことをお城までの道中にかいつまんで教えてくれました。
- ルーちゃん、とにかく人が嫌い。
- 嫌いすぎて、食事を用意してくれるメイドさんたちにすら会いたくなかった。
- メイドさんたちに会わなくて済むように2階にある食卓に仕掛けを施す。仕掛けとは、食卓テーブルをエレベーター化するというもの。(食卓ごと真下のキッチンに下ろし、メイドさんたちが料理をのせたところでまた上へ戻す。)
- 1人で食べるのに、食事は4人分準備。自分が敬愛する歴史上の人物(ルイ14世など)たちと一緒に(という脳内設定で)食卓を囲み会話を楽しむ。
え?ルーちゃん、相当ヤバくないですか?
仕掛けもそうだけど、頭の中のルイ14世と会話しながら食事するって。。。
ちなみに生きていた時期でいうと
ルイ14世(1638年〜1715年)
ルーちゃん(1845年〜1886年)
で、2世紀ぐらい離れています。
ただ綺麗なお城を見学しにきたはずだったのですが、いつの間にかルーちゃんの変わった性格が気になり始めます。
そしてこのリンダーホフ城にはその仕掛けが施された実際のテーブルがあるということでワクワクしながら見学をスタートしました。
途中で切れちゃってすみません。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
“【ドイツ・ミュンヘン】ルーちゃんの話1” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
SECRET: 0
PASS:
こんにちは^^ルートヴィヒ2世の肖像画のチョコレートある
のですね^^ 昔定期購読していた音楽雑誌に、この王様と
お城の特集があって、変わった王様だなと思ったのを思い出しました。かなり寒そうですね。
SECRET: 0
PASS:
>soba1koさん
>ルートヴィヒ2世の肖像画のチョコレートある
のですね
お城のお土産屋さんに売っていました!
かな~り寒かったです。
ロシアの方が気温は断然低いんですが、この日は風が強くて体感温度的にはロシアよりも寒いぐらいでした。。。