【絵日記】モスクワのメトロポルホテルで高級アフタヌーンティー
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
喋り続けるのは女性の才能
モスクワに行ったお話です。
バレエを見る前にクリスマスだしということでホテルでアフタヌーンティーをしました。
私たちより前に来ていたロシア人(ロシア語をしゃべっていたので多分そう。)のおばさま方。
私たちがアフタヌーンティーを始めた時すでにほぼほぼ食べ終わっているようでした。
しかし、彼女たちはその後もずーっとしゃべり続けていました。
私たちも3時間ぐらいは滞在していたので、彼女たちは5時間ぐらいあそこにいたのではと思います。
※カフェ内は特に混み合ってなかったのでずっといても問題なし。
ずーっとしゃべり続けられるのって女性の才能だなぁ。
さて、ここからはティーセレモニーのレポートをしたいとおもいます。
高級ホテルで味わえるロシア式アフタヌーンティー
アフタヌーンティーといえばイギリスですが、今回訪れたメトロポルホテルではロシア風のアフタヌーンティーが楽しめます。
メトロポルホテルはモスクワにある5つ星ホテル。5つ星なだけあってとってもラグジュアリーな雰囲気です。
今はクリスマスということでロビーには大量のツリー(写真参照)が飾られていました。
そして立地的にも赤の広場のすぐ隣というすっごく便利な位置にあります。
日本の安倍総理がロシアに来た時もこのホテルに泊まったんだとか。。。(ウワサですが。)
ボリショイ劇場の向かいにあるので、今回のげんだちょふのようにバレエの鑑賞前にアフタヌーンティーをするというのもオススメです。
ロシア風の紅茶の飲み方。やっぱりアレがついてくる。
さてさてロシア風のティーセレモニーとはどんなものでしょうか。
ロシアでは紅茶を飲むとき、伝統的にはサモワールというものが使われていました。
サモワールとはやかんみたいなもので、中にはお湯が入っており、サモワールの下に火のついたろうそくを置いておくことでお湯が温められる仕組みでした。ここから茶葉の入ったティーポッドにお湯を注ぎ、紅茶をいただきます。
▼メトロポルのサモワール。この写真を撮ったときにはろうそくはなかった。。。
そしてティーカップもロシア風。厚手のグラスのコップにシルバーの取っ手がついています。ずっしりと重く、取っ手が細いので結構持つのに苦労します。
▼ティーカップとカクテル
紅茶の隣にあるのはウォッカとモルス(ロシアのベリージュース)を混ぜたカクテルです。カクテルと言ってもアルコール度数は30度あるとのこと。飲んだら絶対酔っ払う。
バレエの鑑賞前だったのでここでベロベロになる訳にはいきません。積極的には飲まず、紅茶に少しだけ混ぜていただきました。
しかし旦那さんはストレートでぐいっと飲んでました。旦那さんはロシアにきて1年以上、ロシア人の同僚たちに鍛えられ、ウォッカに対する耐性がかなりついてきた様でこの程度では酔いません。日本ではそんなに飲むほうじゃなかったんですけど。。。
人間の適応能力ってすごい。
紅茶とともにいただく食べ物は?質も量も最高級。
アフタヌーンティーといえば、3段になったお皿にかわいらしいサンドイッチやスイーツが乗っているのを思い浮かべますね。
メトロポルのアフタヌーンティーもそれは同じでした。
一番下の段はピロシキ(ジャガイモ・お肉・ジャム入り)やクロワッサンなどのパン。
真ん中の段にはパンナコッタやメダヴィークなどのケーキ類。
一番上の段にはマカロンやチョコレート菓子など、小さなスイーツ。
そしてそれらとは別にブリヌイ(イクラとスメタナをのせて食べる)とサンドイッチ4種が出て来ました。
どれもこれも美味しかったんですが、
お、、、多い、、、
メトロポルの公式サイトに2〜4人向けと書いてあったので旦那さんと2人で行ったのですが、2人で食べるのは不可能な量でした。絶対4人で行かないと全部食べられません。
結局、半分ほど残してしまったのでウェイターさんに持ち帰れるか聞いてみたら
お弁当箱のようなプラスチック容器に詰めてくれました。
こんな風に残したものを持って帰る、お持ち帰り制度が一般的なのがロシアの良いところです。
ちなみに写真に写っている輪切りのレモンは紅茶にいれるためのものです。
これも大量。。。ロシア人はビタミンが好きですね。
「一応」予約がおすすめ。一応と言う理由。
(エレベーターホールにあったオーナメントたち。擬人化されたツリーは見ている人を不思議な心持ちにさせます。)
ということで十分すぎるぐらいに楽しんだアフタヌーンティーでした。
このアフタヌーンティー、事前にメトロポルのサイトをチェックしているとインターネット予約ができたのでそちらで予約してから行きました。
でもこの予約が本当に必要だったのかが今でも謎です。
予約と言っても宿泊予約みたいに空いている日時を指定して予約、と言ったものではなく、ただ名前と連絡先、そしてコメント欄があるだけのシンプルな画面でした。
一応コメント欄に「○月○日の○時〜」と書いて予約をしました。と同時にお支払いもカードで実施しました。
その後すぐに「予約が確定しました。24時間以内に電話します。」と書かれた自動送信メールが送られてきたのですが、結局電話はありませんでした。(この辺がロシアクオリティ)
自分から電話してもよかったのですが、面倒だったので放置していました。まぁ、お金は払っているんだし、きちんとしたホテルだからどうにかしてくれるでしょうということで。
実際、当日行って「予約したんですけど」とメールを見せたところウェイターさんは「え?予約?」みたいな感じでちょっと戸惑っていましたが(バタバタしている感じが見えた)きちんと対応してくれました。
そんな対応だったので予約が本当に必要だったのかよく分かりませんが、料理の内容を見る限りとっても準備に時間がかかりそうなので予約して行ったほうがいいと思います。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!