【ドイツ・フライブルク】 早稲田大学交響楽団で太鼓!

昨日までアムステルダムのことを書いていましたが、突然ドイツのフライブルグの話になります。

なぜか。

早稲田大学交響楽団のヨーロッパ公演を観に行ったんです。

早稲田大学交響楽団は、その名の通り早稲田大学に通う学生さんたちが部活としてやっているオーケストラ活動です。

そして彼らは時々(3年に1度らしい)ヨーロッパ公演をやっている(学生でヨーロッパ公演て、、、どんだけお金あるんや、、、)

で、夫が

この通称「ワセオケ」のOBなのと、このフライブルグで指揮をしていた寺岡さんの指揮が見たいという夫の強い希望もあり、それに3年に1度のチャンスに近くにいるんだから(と言っていいのかわからないけど日本よりは近い)せっかくだし聴きに行こうということで

行ってきました。

アムステルダムからフライブルグ

オランダのアムステルダムからドイツのフライブルグまでは、まずアムステルダムからバーゼルというスイスの空港に行き、(フランス・スイス・ドイツの3カ国の国境に位置する

そこから高速バスでフライブルグまで向かいました。このへんのお話はまた次に回したいと思います。

日本の文化を伝える演奏会

ステージを背景にプログラムを撮るという当ブログで定番の構図。(流行らせたい)

  • ニコライ / 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
  • R.シュトラウス / 家庭交響曲 作品53
  • チャイコフスキー / 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  • 石井眞木 / 日本太鼓とオーケストラのための「モノプリズム」

指揮者 寺岡清高

メインの曲が日本太鼓とオーケストラのための「モノプリズム」という曲で、曲名からわかるように和太鼓が出てくるという一風変わった曲。

和太鼓は学生ではなく、林英哲さんという人と英哲太鼓の会という筋肉ムッキムキの方々が演奏されていました。

写真も結構ムキムキですが、生で見るともっとムッキムキでした。太鼓叩くのってこんなに筋肉が必要なんですね。

日本人であっても、和太鼓をまじまじと聴く機会って意外と少なくないですか?お祭りなんかで見たことはあっても、「太鼓の演奏を鑑賞する」という太鼓メインの目的では聴いたことない人が多いのではないでしょうか。

人でごった返すホワイエ。みなさん、日本人の演奏を聴きにきてくれたんですね。

一風変わった曲を演奏しにくる日本の学生オーケストラ。クラシック音楽の本場、ドイツの方々がどれだけ来ているのかと思っていたのですが、行ってみると地元民でパンパンになっているホワイエ。

思ったより関心を集めているよう。すごい!!

おばちゃん的感動体験と和太鼓に思うこと

舞台に演奏者が出て来た瞬間、日本の学生が外国で頑張っている。若い子が遠いところまで来て必死に頑張っている。。。!涙出そう。。。!というおばちゃん的感動体験に包まれました。

学生だと実力に差があるだろうし、全員が全員うまいわけじゃないだろうと思うんですが、(大学から楽器始めた子もいるだろうし。。。)演奏もほんまに上手でした!

大学生舐めたらダメです!

どの曲もよかったんですが、やっぱり記憶に残っているのは「モノプリズム」です。何がすごいって迫力がすごい。太鼓の音がなり始めると、座席にまで太鼓の振動が伝わってきました。ちなみに二階席でした。(一番前に座っていたおばあちゃんはあまりの迫力に後ろの方の席へ移動していました笑)

そして太鼓の人たちの真剣な表情や統一された振る舞いに日本人らしさ(って言っていいのかな?)を感じました。

オーケストラって音がちゃんと出ていればある程度舞台上で笑顔になったり、どんな姿勢で待機してようが自由なんですが、(隣の人とコソコソ喋ったりもあり)和太鼓の人たちは太鼓を打つ時の構え方はもちろん、舞台に出てくる時の歩き方まで全てをパフォーマンスとして捉えてお客さんに見てもらっている、そんな感じがしました。

そういう、細部まで気を配るところが日本の伝統芸能なんだな、と思いました。そしてそのよさは地元の人々にも伝わったようで、演奏が終わった後の拍手から聴衆の熱気が伝わってきました。

日本からはるばるやってきたワセオケ&太鼓のみなさん、どうもおつかれさまでした!良い演奏をありがとうございました!

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!

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