【ポーランド】ワルシャワ旧王宮博物館の謎の絵

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

 

みなさん、こちらの本はご存知でしょうか?

世界史の苦手なわたしは今まで美術館に行って有名な絵を観ても「ふーん」に毛が生えた程度の感想しか持つことができませんでした。

そんなわたしに知人の方が紹介してくれたのが上記の「怖い絵」シリーズの本です。作者の中野京子さんはドイツ文学、西洋史が専門の方です。この「怖い絵」シリーズではヨーロッパの有名な絵画について、その絵が書かれた背景やその絵を見てわかることを歴史に興味のない人でも面白く思えるように書かれています。

こちらの本を貸していただいてから、「美術館の絵って面白いのかも!」と思えるようになったわたし。今回の旅行では有名なものではないのですがいくつか絵画をみる機会があったので楽しみにしていました。

 

ワルシャワ旧王宮博物館

ワルシャワの旧市街にあるワルシャワ旧王宮博物館。名前の通り、昔の王宮が博物館になっており、たくさんの絵画や銅像などの美術品が展示されています。

 

数々の展示品の中で、げんだちょふが気になったのがこちらの絵。

光が反射してわかりにくくてすみません。めちゃめちゃたくさんの人が描かれているの、見えますでしょうか?実物を見たときには1人1人が本当にはっきりと描かれていて、迫力がありました。

こんなにたくさんの人が集まって何をしているのだろう?お家に帰ってから詳しく調べてみました。(この日はガイドなど付けなかったので、気になったものを後日ネットで調べてることにしたんです。)

こちらの絵のタイトルはElection of Stanislaw Augustで、スタニスワフ・アウグストの選挙という意味。スタニスワフ・アウグストはポーランドの国王のお名前。なんとこの絵は、スタニスワフ・アウグストさんをポーランドの国王として選出する選挙に集まった人々の様子を描いたものなんだそう。こちらによると、候補者はスタニスワフさん含めて3人で投票者数は5000人以上だった模様です。5000人が一気に集まったらこういう光景になるんですね。(国王が世襲じゃなくて選挙で選ばれるって結構珍しいなぁ。)

wikipediaによればこのスタニスワフさんはロシアの有名な女帝エカテリーナ2世の愛人だったそうで、政治的にも親ロシアだった模様。やっぱり東欧の国はロシアとは切り離せない。。。

 
 

もっと気になったけど、分からない絵。

ワルシャワ旧王宮博物館にあった絵の中で、もっと気になったものがありました。

黒人の人(アフリカ系?)と白人の人(これはポーランドの人?)が何やら仲よさそうにしている。。。(1枚目の絵では黒人の男性の手が白人の女性の胸元に伸びています。)

植民地の人かなぁと思ったのですが、服装も高級そうなのでなんだか違うよなぁと。貿易相手国の人々なのかなぁ?この絵の出所を調べてみたのですが、見つけられず。(タイトルをメモするのを忘れてしまったわたしがいけないのです。)

どなたかご存知だったらこっそりご一報ください。

 

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!