【アイルランド・ダブリン】ニューグレンジ、モナスターボイス、タラの丘
5月のはじめに、日本のGWのような連休がありました。去年も同じ時期に連休があったのですが、いまだに、なぜ連休になっているのかよく分かっていません。
そのよく分かっていない連休を利用してアイルランドとイギリスに行ってきました。
最初にアイルランドの世界遺産ニューグレンジとパワースポットと言われるタラの丘を周るツアーに参加しました。朝集合場所に行ってみると、参加者は私たち以外に2人。ガイドさんも含めて5人の小さなグループで、ワゴン車に乗って旅に出たのでした。
ニューグレンジ
最初に訪れたのはニューグレンジという場所。キレイな丸の、ドームようなものが丘の上にあります。
入り口から中に入ると、真っ暗な廊下が続いていて、その先に天井が高い部屋が現れます。その部屋には冬至の日だけ光が届く設計になっているんだそう。太陽の光がこの日はどの角度だから云々とか、そういう話をガイドさんがしてくれたような気がします。
作るのに高度な天文学的知識が必要に思えますが、5000年も前に作られたとのこと。今も当時の技術でどうやって作ったかは、不明。どんな人が何のために作ったのかも、不明。謎に包まれすぎてます。
チケット売り場近くのテントでは、「年に一度だけ光が届く日にニューグレンジを見学する権利」への応募ハガキ&ボックスが配置されています。応募は無料でできるので、応募してみました。当たったらいいな。
モナスターボイスと犬と猫
続いてモナスターボイスという場所へ。このハイクロスが有名なんだそう。十字架の真ん中に丸がついている、ちょっと変わった形をしています。中心の丸は太陽を意味しているとのこと。それまで自然信仰していたアイルランドにキリスト教を広めるため、自然崇拝の太陽とキリスト教のクロスを融合させたんだそう。
このモナスターボイスのすぐ隣にある一軒家に猫がいて、そこから派生してその後の車中で「犬派か?猫派か?」という話題になりました。
「犬派か、猫派か」は定番の質問ですが、私はそれにサクッと答えることができません。今までの人生で触れ合ってきた回数は犬が圧倒的に多いので犬派ということも可能ですが、犬が猫よりかわいい、犬が猫より好き、という「犬>猫」という思いにはなりません。
ちょっと迷った挙げ句に「実家では犬を飼ってますけど」と答えたら、「それって『飼っているけど私は嫌いです』という意味ですか?」と、深読みをさせてしまいました。
「実家では犬を飼っています」という事実だけではなく、「犬、かわいいですよね」という自分の意見を付け加えるべきだったのでしょうか。でもそれは犬より猫がかわいいと暗に示していることになるので、わたしの本意ではありません。「犬も猫もそれぞれかわいいので、比べることができないですね。」という回答が私の気持ちに近い気もします。しかし気軽なおしゃべりとして「犬派ですか?猫派ですか?」と聞かれただけなのに、「比べることができない」なんて回答したら「うわぁ、めんどくさい」と思われるかもしれません。いや、そもそも「飼ってますけど」の「けど」が、その後に何か続きがあると匂わせてしまい、良くなかったのでしょうか。
定番の質問にサラッと答えられる、おしゃれな大人になりたいです。
タラの丘
モナスターボイスの後に素敵なレストランでお昼ご飯を摂り、最後にやってきたのがこちらのタラの丘。謎の石が佇むタラの丘はパワースポットとしても有名だそうで、パワーを感じるタイプの人は本当に感じるらしいです。
このタラの丘のお土産屋さんで、夫はニット帽を購入しました。
ロシア(ヤロスラブリ)では冬場常に着用しているニット帽。いつもなら持ってきているはずなのですが、ヤロスラブリはこのときすでに気温20度以上あり、「なんなら半袖で過ごせるんじゃないか」というレベルの暑さだったので、うっかり家に置いてきてしまったのです。
そしてアイルランドはこのときまだ寒かった。ダウンコートがほしい気温でした。
パワースポットのタラの丘で購入したニット帽なので、パワーが宿っていると思います。
ちなみに今回ガイドしていただいたのはこちらの会社の方
だいたい同じぐらいの年代の人が集まっていたせいでしょうか。ワゴン車の中でぼそぼそと会話しながら移動しているうちに「友人と旅行している」ような不思議な感覚になりました。他に参加していた方々はそうは思っていないかもしれないけど。
何か失礼なことを言っていないか、心配です。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!