げんだちょふのロシア日記(10月14日〜10月20日)
10月14日(月)防災
日本は最近本当に災害が多いですね。年々増えているように感じます。
災害で思い出すのがこちらの本。
モデルルームぐらい、びっくりするぐらい何もないお家に住むゆるりまいさんのエッセイ。ゆるりさんが何もない部屋に住むようになった経緯はいろいろなのですが、3.11の震災が1つの大きなきっかけになったんだそうです。家にたくさんのモノがあったせいで、ぐちゃぐちゃになってしまった家の中で、本当に必要なものがなかなか見つけられず苦労したんだとか。
ゆるりさんの家のレベルまでモノをなくしてしまうと、たぶんげんだちょふは落ち着いて生活できないでしょう。でも、憧れの家です。
10月15日(火)引きこもり
旅行の疲れがとれません。休息や一人の時間が必要なタイプなので、しばらく家に引きこもります。ネットはするけど。
10月16日(水)引きこもり2
引きこもり。ちなみにげんだちょふは1週間ぐらいであれば誰とも話さなくても生きていけるタイプの人間です。実際過去、夫が出張に行って、スーパーのおばちゃん以外にはほとんど誰とも話さない1週間を過ごしたことありますが、何の問題もありませんでした(どや)。
10月17日(木)引きこもり3
引き続き、引きこもり。引きこもりのときは2サスを見るに限ります。2サスとは2時間サスペンスのことです。げんだちょふは小学校高学年ぐらいから2サスが好きです。毎週金曜の夜9時から放送される「〇〇温泉殺人事件」とか「〇〇刑事の事件簿」的なドラマを楽しみに1週間なんとか頑張る小学生でした。
2サスの何がいいかって、「結末がだいたい分かる」ところです。犯人は「極悪非道で逮捕されてもしょうがない人」または「生活が苦しくて罪を犯してしまった本当は優しい人」の2パターンと相場は決まっています。そんな彼等を崖などに追い込んで、人道的な正論を言って白状させるのが主人公の役目です。
10月18日(金)納豆
山村紅葉さんの変わらぬ姿に励まされ、なんとか復帰して、掃除と洗濯など。あと、納豆を作りました。
納豆はセントラルヒーティングを利用すると簡単に作れます。大豆は一時帰国の時に買い込み、ロシアに持ち込んだもの。ロシアで大豆が売られているところを、未だ見たことがありません。豆腐や豆乳は見るんですけど。
冬の納豆作り。
— げんだちょふ@オンライン読書会 Каролина Гэндачёва (@gendachev) October 18, 2019
納豆は発酵させる(=一定温度を保つ)のが面倒ですが、うちではセントラルヒーティングのすぐそばに納豆を置いて発酵させます。部屋中が納豆の臭いになるけど、それは一日我慢。 pic.twitter.com/QxNgEOekh4
今日から24時間発酵させて、その後2日間冷蔵庫で寝かせるので、出来上がるのは月曜の予定。楽しみです。
10月19日(土)黄金の秋
ここ数日、雪がまだ降らず、比較的温かい日が続いています。ラッキー。
ということで、夫と散歩しました。ボルガ川のそばにある、ストレルカまで。ロシアのこの時期は黄金の秋と呼ぶらしいです。
Золотая осень 🍂 pic.twitter.com/qKNoDHTwEm
— げんだちょふ@オンライン読書会 Каролина Гэндачёва (@gendachev) October 19, 2019
日本は「紅葉」でロシアは「黄金」かぁ。確かにロシアでは赤い葉っぱはあまり見かけないかも。だいたい、黄色い。
最寄りのスーパーに行ったら、閉まっていました。店の入口に大きく「11月○日オープン」と書かれています。11月末までクローズして改装するらしい。売り場面積も大きくて、品揃えも良くて、ポイントカードもあって気に入っていたのに。ショック。
それにしても1ヶ月も閉めて何をするんだろう。今のままで特に不満はなかったんですけど・・・。
10月20日(日)愛しのスーパー
最寄りのスーパーが閉まっているので、歩いて15分ぐらいのところにあるスーパーに行きました。いつものスーパーと比べると売り場面積も小さく、よって品揃えもイマイチ。テンションが下がる。お気に入りのスーパーが近くにあるかどうかは、主婦の生活満足度を大きく左右するということを、身を持って実感しました。
徒歩圏内にスーパーはたくさんあれど、あのスーパー以上のスーパーはありません。早く帰ってきてわたしの愛しのスーパー!!!
夫が「ロシアだから、まぁ、11月末オープンと言いながら12月になる可能性は普通にあるよね」と言っていて、「本当にそのとおり」と言わざるをえず、ほとんど絶望しています。