【オーストリア・ウィーン】オペレッタこうもりから見るロシア
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
年末年始の旅行も終盤です。チェコからウィーンに移動しました。長らくお付き合いいただきありがとうございます。やっと最後の都市です。
ウィーンでの最大のイベントはオペレッタこうもりの鑑賞でした。こうもりのあらすじは各々wikipediaをご参照いただくとしまして、げんだちょふが今日書きたいのはヨーロッパの人から見たロシア人のことです。
めっちゃ豪快!ヨーロッパの人にとってロシア人はこんなイメージなの?
そう、こうもりにはロシア人が出てくるんです!
その人とはロシア人貴族のオルロフスキー公爵。(なんとかスキーって大体ロシア人。)主人公たちが参加するパーティーの主催者である人物で、かなりの大金持ちという設定。
このオルロフスキー氏、パーティーに駆けつけたところの主人公(アイゼンシュタイン男爵)に挨拶したと思ったらほぼ無理やりウォッカを飲ませたり、パーティーの出席者がみんな席についたところで「みんなで今宵は楽しむんだ!」「僕の注いだシャンパンを飲まない奴は許さない!」と歌いながらテーブルの上に登ったり、とにかく豪快!
有無を言わさずめちゃめちゃ飲ませる。もちろん自分も飲む。
他にもパーティー中に賭け事をしようか迷っている女の子にお財布をまるっと渡して「これでやってきなよ!」
その女の子がお財布をすっからかんにして帰ってきても「そうなのかい!はっはっはー」
と、全然戸惑ったりしない。
女性には優しい。
これがロシア人に対するイメージなんでしょうか?
酒飲み。
豪快で強気。
女の子には優しい。
まぁ、外れてはない気がします。
伝統的なホールも日々進化。
左下の液晶画面でセリフの字幕が閲覧可能。
このオペレッタですが、セリフは全てドイツ語で展開されるので役者さんが何を言っているのかは全くわかりません。
でもなんでこんなに話を理解できたのかというと、ドイツ語がわからない人のために各座席の手元に字幕表示のための機械が設置されているんです。
前回同じ劇場に来た時には小さな電光掲示板で、言葉も英語ともう一つはドイツ語(記憶が定かではないです)しかなかったはずなんですが、今回行ってみるとタッチパネルの液晶になっており、日本語も含めた複数の言語に(ロシア語字幕もありました。)
これのおかげで随分内容が理解できました。(英語はある程度わかるんですが残念ながら字幕で追いつけるほどではないんですよね。。。)
国立オペラ座は有名なのでこういう設備投資をしなくても人は絶対集まってくると思うのですが、こういう風に日々進化しているからこそ時代遅れにならずに愛され続けているんでしょうね。
だた、役者さんたちがアドリブで面白いことを言っているシーンも多々あってそういうところで周りの人が笑っているけど自分は分からず、悔しいなぁという気持ちに。
自分がドイツに住むことにでもならない限りドイツ語を学ぼうとは思いません。だってそんなことしてたらいくつ言葉勉強しても足りないじゃないですか。。。ロシア語でお腹いっぱいです。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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“【オーストリア・ウィーン】オペレッタこうもりから見るロシア” に対して2件のコメントがあります。
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早速、「オペレッタこうもり」のお話をウィキペディアにて確認しました。
面白いです❣️けど、ちょっと複雑で日本語訳があると有り難いですね。私も観てみたくなりました。
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>ikukominaさん
ぜひ観てみて下さい!(あまり機会がないかもしれませんが。。。)
>けど、ちょっと複雑で
そうなんです、セリフが全くわからないと厳しいので、字幕は助かりました。