【オーストリア・ウィーン】バレンボイムとアルゲリッチとキュッヒル
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
また演奏会のお話。
ブログとして残しておかないと自分たちの記憶からなくなってしまう(それってつまり行かなかったのと同じ)ような気がするので、演奏会系は全て記録するようにしています。
文春もの
ブダペストに行った翌日、オーケストラの演奏会に行ってまいりました。
プログラム
- ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
- ドビュッシー/ピアノと管弦楽のための幻想曲
- ドビュッシー/管弦楽のための映像
(独奏:マルタ・アルゲリッチ)
ドビュッシードビュッシードビュッシーなプログラム。指揮者はダニエル・バレンボイムさんでした。
オーケストラはシュターツカペレベルリンです。
ピアニストのアルゲリッチさんと指揮者のバレンボイムさん。お二人ともアルゼンチン出身です。年齢を調べてみたら
アルゲリッチさん(76)
バレンボイムさん(75)
と、超高齢でした。
いいですね。私も75まで現役で何かしたいものです。もともと交流が深いのか、2曲目の後のアンコールには2人でピアノの連弾を披露してくれました。
バレンボイムさんは指揮者でもありますが、現役ピアニストなんだそうで。この連弾している時の二人の距離が本当に近く、「昔、付き合ってたやろ」と思いながら鑑賞しました。
お得な小ホール。
さらにその翌日、オーケストラではなく、キュッヒルカルテットという弦楽カルテットの演奏会に行ってきました。キュッヒルさんは元ウィーンフィルコンサートマスターのライナー・キュッヒルさんです。(奥さんは日本人。)
プログラムは
- モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番イ長調K.464
- メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 作品80
- ブラームス/弦楽四重奏曲第2番イ短調 作品51-2
キュッヒルさんたちは6月12日〜16日まで日本で演奏会されるようです。
オーケストラとは違って一人一人の音がはっきり聞こえてくるアンサンブルはまた別格ですね。
この演奏会は学友協会の小ホールで執り行われました。トイレに行こうと思って小ホールの横の廊下を歩いていると、謎の扉の向こうを覗き込んでいる人がいます。
何かと思ったら、扉の向こうで昨日演奏を聴いたバレンボイムさんがゲネプロ(本番前のリハーサル)をやっているではないですか。小ホールと大ホールが廊下を挟んで繋がってしまっているようです。
真っ青なポロシャツ姿で椅子に座って指揮をする御歳75才のバレンボイムさん。もはや神々しさを感じました。
小ホールにきていたお客さんたち、みんな扉の小さいガラス窓を譲り合って順番にバレンボイムさんの姿を拝みました。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!