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【ドイツ・ベルリン】ベルリン・フィルの演奏会。息の音も音楽?びっくりな現代曲

2019/06/13
 
ドイツ ベルリン ベルリン・フィル
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ベルリン・フィルの演奏会に行ってきました。

指揮者 サイモン・ラトル

曲目

  • ラッヘンマン / My Melodies Music for 8 Horns and Orchestra
  • シューマン / 交響曲第2番ハ長調作品61

公式ウェブサイト

今回楽しみにしていたのは、メインのシューマンの交響曲です。この曲は以前にウィーンフィルで聴いて、その技術に感動した曲。特に弦楽器を演奏する夫はめちゃめちゃ楽しみにしていました。

ラッヘンマンさんの現代音楽に驚きの連続

シューマンを楽しみにする一方で、1曲目のラッヘンマンさんについて何も知らずに演奏会へ行きました。しかしこの曲がびっくりびっくり、驚きの連続でした。

演奏会前に舞台上を眺めていると、ステージの真ん中、指揮者を囲むように8つ席が並んでいるのに気が付きます。「Music for 8 Horns(8つのホルンのための音楽)」という曲名から察するに、これがホルンの席なんだなぁ、と。とっても変わった配置だけど、そういう曲なんだと納得します。

ドイツ ベルリン ベルリン・フィル
赤い譜面があるところが、ホルンの席

次に舞台の後方に目を移すと、なぜかティンパニが逆さまの状態でセッティングされています。

ドイツ ベルリン ベルリン・フィル
逆さまになっているティンパニさま

今までの人生で何回もティンパニを見てきましたが、逆さまになっているのを見るのは初めてです。この状態で一体どうやって鳴らすのでしょうか。

他にも何か仕掛けがあるのではと、舞台上をよく観察してみます。するとお仏壇で「ち〜ん」とやるあの道具を演奏者の譜面台横に発見。

ドイツ ベルリン ベルリン・フィル
お仏壇でご先祖様に呼びかけるやつが、ベルリンフィルハーモニーの舞台上に・・・!

この道具の名前、鈴と書いて「りん」と読むのが正式名称なんだそうです。「仏壇 ちーん」で検索したら出てきました。この鈴が一体どのように曲の中で使われるのか、先程まではあまり興味がなかったのに、この曲が聴きたくなって仕方がありませんでした。

演奏開始後、実際に曲を聴いてみてさらに唖然としました。とにかくいろんな楽器が今までに見たことない奏法で演奏されていたんです。

  • ホルンの人たちがマウスピースだけで演奏する
  • ピアノは鍵盤を叩くのではなく中に手を突っ込んで弦を指ではじく
  • 逆さになったティンパニの胴の部分を叩く(カチカチという感じの音がする)

極めつけは、ブレス(呼吸)の音だけの演奏。金管楽器の方々が、楽器を口元に構えつつ、楽器の音は鳴らさずにただ楽器に息を入れるだけというもの。もはや「ふーっ」という音しか聴こえないので演奏と言えるのかどうか分かりません。これを真面目にやる世界トップレベルの演奏者たち。シュール。いや、これを真面目にやるからこそ一流と呼べるのでしょうか・・・

ちなみに鈴は「ちーん」と叩くのではなく、フチをぐるぐるなぞって「うぃーん」という音を鳴らしていました。

最初から最後まで、げんだちょふのような凡人には理解できない衝撃の演奏でした。これが最新の現代音楽なんだ・・・

げんだちょふは戸惑うばかりでしたが、演奏後はベルリンのみなさま拍手喝采。喜んでおられました。さすがクラシック音楽の本場、聴衆のレベルも高いということなのでしょうか。

シューマンでほっこり

ドイツ ベルリン ベルリン・フィル

こんな一風変わった音楽の後に聴くシューマンは、なんだか長旅から家に帰ってきたような気持ちにさせてくれました。ほっこり。

個人的な聴き所だった2楽章はそこまで速くなく、その代わりに細かいパッセージの、音がハッキリ聴こえてくる演奏でした。弓を飛ばしている感じの演奏。

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!

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