【オーストリア・ウィーン】とにかくブラボー!ウィーンフィル
先日ウィーン交響楽団の演奏会について書きましたが、今回の旅行、さらにウィーンフィルも聴きに行ってまいりました。どんだけ聴くんだよ・・・
チケット取ってる旦那さんの行動力に脱帽です。今回はサイドのバルコニー席で鑑賞しました。(前回来た時は2階の正面から聴きました。)▼
個人的には今回のイベント席の方がオケが近くて、指揮者の顔も見えたし、オーボエの人の様子もよくわかってとっても楽しかった!音のことを考えると多分正面かろ聴いた方がバランスはいいんだろうなぁと思います。
ウィンナオーボエ
ウィーンフィルのオーボエはウィンナオーボエと言って、ちょっと特殊なんです。形もメカニックも普通のオーボエとは違います。音色も、軽い繊細な感じがします。ウィンナオーボエの奏者は200人ぐらいいるそうで、その技術はウィーンの奏者の間で引き継がれていってるんだとか。まさに伝統芸能。日本の歌舞伎が親子で引き継がれているみたいなもんなんですかね。
ウィンナオーボエのメーカーってやっぱりウィーンにあるのかなと思って調べてみたら、今は日本のヤマハでしか製造していないらしいです。
昔はウィーンに技術者がいたんだけどどんどん辞めていってしまい、日本のヤマハに白羽の矢が立ったんだとか。(なぜヤマハだったのかなぁ)
お値段も気になってぐぐったら一本130万円で売られていました。
普通のオーボエだと100万円前後なので(もちろんピンキリではあります)若干それより高いぐらいですが、思ったより高くないです。希少性高いから200万ぐらいするのかと思った・・・ヤマハは良心的ですね。
楽器を作る手間がどれくらいか詳細には分からないですが、一本3ヶ月かかるとしたら1ヶ月40万円か・・・そこから材料費とか引いたら元取れてるのでしょうか?それとも、本体が高くなかったとしても楽器買った後のメンテナンスもヤマハで引き受けてるとしたら結構儲かってるのかな?
さすがの演奏
肝心のコンサートの演奏は、とにかくよかった!です。となりに座っていたおばあちゃん(常連ぽい)も「すごくよかったわよね!」と拍手喝采でした。
特にメインのシューマンの交響曲第2番がすごかった。2楽章にバイオリンの超難しいパッセージがあるんですが、ウィーンフィルの人たちはこんなの朝飯前だよっていう雰囲気で弾いていて、しかもただ弾けてるだけじゃなくて音楽として楽しくてさすが!としか言いようがなかったです。
おんなじオケで技術的にはなにも違わないはずなんだけど演奏した結果良いと思う時と悪いと思う時確実にあるんですよね。
そこが音楽って不思議です。ただ上手いだけでは良い音楽にならないというか・・・そこが指揮者の曲の解釈の違いだったりオケのやる気だったりするのかな。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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“【オーストリア・ウィーン】とにかくブラボー!ウィーンフィル” に対して3件のコメントがあります。
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げんだちょふさんこんにちは!
オケ祭り羨ましいです!
私もバレエ祭りがやりたいなぁ。。妄想です。
芸術って、おっしゃる通り、テクニックに人は感動するのでなくて、アーティストの魂が人の心を揺さぶると思います。
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>エカテリーナ «Екатерина»さん
>テクニックに人は感動するのでなくて、アーティストの魂が人の心を揺さぶると思います。
やっぱりそうですよね。
プロなのにテクニックがなさすぎても
興醒めするのですが、
テクニックだけあって心がこもってなくても
興醒めするんですよね。。。
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>gendachevさん
>プロなのにテクニックがなさすぎても
興醒めするのですが、
笑。
それは論外ですよね。