ロシアの動物園、冬 〜雪に埋もれる動物たち〜

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

げんだちょふのブログいつも読んでくださっている方は記憶にあると思いますこちらの記事。

ロシア(ヤロスラブリ)の動物園に行きました

ヤロスラブリの動物園のレポート記事です。この記事でわたしはこう書きました。

ラクダやチーターなど、通常暑い地域に生息していそうな動物もいました。この地域は真冬にマイナス30度になることもあります。彼らが一体どのように冬を越しているのかがとても気になりました。

HP(※2)を確認して見たところ、特に冬の間閉園しているということはなく、普通に営業しているようです。これはまた真冬に行って確認してみる必要がありそうです。

ということで、本当に行ってきました。ロシアの真冬の動物園。前回と同様、旦那さんへのインタビュー形式で冬の動物園の魅力をお伝えしたいと思います。

 

人気の少ない園内

げんだちょふ
再訪したヤロスラブリ動物園、どうでしたか。
バスを降りてから園内に入るまでの間、動物園の駐車場に停まっている車が少なすぎて、もしかして閉園しているのではないかと思いました。ですが、チケット売り場に近づくにつれて家族連れが何組か現れ、ホッとしました。


人気のない動物園の入り口。

げんだちょふ
当日は天気は晴れ、気温はマイナス10度前後でしたね。この時期にしては良い天気に恵まれたと言っていいと思いますが、なんせ寒いのでロシア人もわざわざこんな時に動物園へは行かないのでしょう。
そうですね。動物園へ入ったら入ったで、来場者数より雪かきしているスタッフの数の方が多いのではないかと思うぐらいの人の少なさでしたね。
げんだちょふ
ここ数日雪が振り続けていましたから、雪かきのおじさんたちも心なしか気合が入っていましたね。

 

必見、雪の中で暮らす動物たち

げんだちょふ
動物たちの様子はどうでしたか。
夏に来た時に気になっていた、暖かいところに生息していそうな動物たちラクダ、ダチョウ、チーターなどが雪の中で元気にしていたことに驚きました。


雪の山に登るチーターさん。シュッとしたたたずまい。

げんだちょふ
確かに、イメージ的には砂漠やサバンナの暑い地域にいるはずの動物たちが普通に雪の中でピンピンしていました。動物って本当に強いんですね。
冬の動物と言えばのトナカイさんはやはり普通にいましたね。トナカイは寒さに強いんだな、と再認識することができました。
げんだちょふ
わたしも、雪に埋もれて寝ているトナカイさんたちの姿には癒されました。


雪のベッドで睡眠中のトナカイさんたち

逆に夏にはいたはずだけど今回は見れなかった動物はクマですね。クマは冬眠すると言いますが、あれは本当だったんですね。
げんだちょふ
そうですね。クマと同じ敷地内に生息していた狼さんたち(※)が心なしか寂しげに見えました。


冬眠中のクマさんがいなくて心なしか寂しそうな狼さんたち。

げんだちょふ
雪の中で過ごしているとは言うものの、各動物の檻の中には小さな小屋が設置されており、動物が小屋と外を自由に行き来できるようになっていました。多分寒さに耐えられなくなったらそちらで過ごすのでしょう。その辺の配慮が素晴らしいなと感じました。


各敷地に建てられている小屋。動物たちは自由に行き来することができる。

動物は小屋に逃げられますが、人間用の小屋はありません。今回はいい天気ではありましたが、寒くて一時間も滞在できませんでした。
げんだちょふ
はい。お客さんが少なくて見やすくはありますが、やはり観光は夏に限ります。もう一度冬に来たいかと聞かれると、答えはНет(=No)です。

 

脚注

※ クマと狼

ヤロスラブリの動物園ではクマと狼が同じ敷地内に生息しています。前回動物園を訪れた際にはお互いにいい感じの距離をとってうまく共存していました。

 

基本情報

Ярославский зоопарк(ヤロスラブリ動物園)

  • 入場料
    大人1人 250ルーブル(2017年9月末時点)
  • アクセス
    ヤロスラブリの赤の広場(※)から93番のバスに乗って20分。Зоопарк駅を降りてすぐ。

 

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!