ロシア(ヤロスラブリ)の動物園に行きました

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

 

先日、旦那さんの同僚の方にお誘いいただきまして、ヤロスラブリの動物園に行ってきました。ヤロスラブリに動物園があるなんて知りませんでした。今日は旦那さんへのインタビュー形式でヤロスラブリ動物園の魅力をお伝えしたいと思います。

げんだちょふ
先日訪れたヤロスラブリ動物園、率直な感想はいかがですか。
思ったより良かったです。敷地も広く、十分な数の動物がいて大人でも楽しめました。 敷地が広く動物の密度が低いためか動物園独特のケモノの臭いをあまり感じなかったのも高ポイントでした。

 

▼動物園入口

一緒に暮らすクマと狼

げんだちょふ
どの動物が最も印象的でしたか。
一番はヤロスラブリの象徴であるクマ(※1 脚注参照)ですかね。大きくて迫力がありました。クマの敷地に狼が共存していたのも興味深かったです。お互いに意識しながらも決して接触はしない、適度な距離を保っていた様子が動物社会の厳しさを感じさせました。
げんだちょふ
なるほど。確かにお互いに見てはいましたが距離をとっていましたね。ですがそもそもなんでクマと狼が同じ敷地の中に入っているのでしょうか。
私に聞かれても困ります。
げんだちょふ
・・・。では、他に何か気になった点はありしたか。
ラクダやチーターなど、通常暑い地域に生息していそうな動物もいました。この地域は真冬にマイナス30度になることもあります。彼らが一体どのように冬を越しているのかがとても気になりました。
げんだちょふ
確かにそうですね。ウェブサイト(※2)を確認して見たところ、特に冬の間閉園しているということはなく、普通に営業しているようです。これはまた真冬に行って確認してみる必要がありそうです。

▼ラクダ
敷地が広いため彼らから寄ってきてくれない限り遠目にしかみることができない

屋内施設も一応あります

げんだちょふ
では、「ここは残念だった」というポイントはありますか。
食事ができるところが小さなカフェしかなく、一日中過ごすのは厳しいと感じました。また、中途半端な熱帯魚や植物園コーナーが屋内施設としてあったのですがなんのためにあるのか疑問に感じました。
げんだちょふ
そうですね。私もそれら全て「ないよりマシ」レベルでとくになくても良いと思いました。まぁ、子供達にとってちょっとでも多くの動植物について知ることが大事なんだとすれば必要なものかもしれません。

▼羊と触れ合う子供達

 

みんなだいすきふれあいコーナー

げんだちょふ
最後に、動物とのふれあいコーナー(※3)に入ってみた感想を教えてください。
子供達にとってはとっても楽しめるスペースではないかと思います。
げんだちょふ
ご自身の感想としては、いかがですか。心なしか全く動物に触れていない(※4)ようにお見受けしました。
・・・。残念ですが、次回もう一度入りたいとは思いませんね。
げんだちょふ
・・・そうですか。

 

脚注

※1 ヤロスラブリとクマ

ヤロスラブリを作った偉い人が自分の強さを示すためにクマを殺したというお話から、クマがヤロスラブリの象徴となっています。(ロシア語の先生から聞いた話なのでざっくりした説明ですみません。)

※2 ヤロスラブリ動物園ウェブサイト

英語訳あり。しかし、ロシア語版と比べて情報が古くて少ないためあまり参考にはなりません。参考にされる場合はロシア語版を解読することをおすすめします。

※3 ふれあいコーナー

羊・ヤギ・うさぎ・ニワトリ等のやや小さめの動物に触れたり餌をやったりできます。たくさんの人が餌をやるので常に動物達はお腹がいっぱいになっており、餌を持っていてもあまり寄ってきません。

※4 旦那さんと動物

旦那さんは犬や猫などの毛の生えた動物に接触するのが苦手です。散歩中の犬が近づいてくるのを察知すると、犬に気づかれないよう自身の存在を消すことに命をかけます。

 

基本情報

Ярославский зоопарк(ヤロスラブリ動物園)

  • 入場料
    大人1人 250ルーブル(2017年9月末時点)
  • アクセス
    ヤロスラブリの赤の広場(※)から93番のバスに乗って20分。Зоопарк駅を降りてすぐ。

※日本人がよく観光で行く赤の広場はモスクワのやつです。ヤロスラブリにも同じ名前の場所があります。ロシアでは各都市に同じ地名が使われているケースがまま見られます。

 

次回、ヤロスラブリ動物園〜マイナス30度の中の動物達〜、乞うご期待。

ロシアの動物園、冬 〜雪に埋もれる動物たち〜

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!