オススメ。ロシアに来る前に読んだ本3つ。
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
げんだちょふがロシアに来ることが決まった直後、しばらくはロシアの情報収集をするのに必死でした。
帯同になる前の私のロシアに対する知識は
- 大統領がプーチン→正解
- 一年中雪が降っている→不正解
- みんな背が高い→不正解
といった乏しいかつ間違ったものばかりでした。
そして生活するとなると浮かんで来る様々な疑問たち。
- 一年中寒い(間違い)けどどんな服着ればいいの?
- ロシア人って何食べてるの?
- ロシア語で「こんにちは」ってどう言うの?
など、本当に知らないことばっかりでした。
そこで頼りになるのがネット上のブログやコラムたち。特にロシアに住んでいる駐在妻さんやロシア人の方と結婚してロシアに住んでいる日本人女性の方のブログはたいへん頼りになりました。(今もなお、頼りにしています。)
ただ、ネットは細々とした生活情報を集めるのには最適なのですが、体系的に把握すると言うか、ざっくり何かを知りたい時にはちょっと難しいんですよね。
ネットでダメなら、書籍です。ロシア関連の書籍、はっきり言ってあまり多くはありません。ですが、「買ってよかった」「読んでよかった」と思えるものに出会うことができました。
今日はそんなロシア関連のオススメの本を3冊ご紹介します。
「おいしいロシア」 シベリカ子
イラストレーターのシベリカ子さん、なんと旦那さんはロシア人。「おいしいロシア」は、シベリカ子さんが旦那さんと共に1年間ロシアに住んでいた時の様子を描いたコミックエッセイです。
タイトルで「おいしい」と言っているように、主にロシアの様々なおいしい食べ物をおもしろおかしくマンガで紹介しています。
なんと言ってもこの本の良いところはロシアの食文化と共に生活の様子を楽しく学べてしまうと言うこと。げんだちょふはこの本でロシアの生活全般について前提知識を得たと言っても過言ではありません。ロシアでのお肉の買い方からトヴァロークの美味しい食べ方までこの本で学びました。
ロシアに来る前に色々知っておくことで生活に対する不安が減り、それと反比例して「あ〜これもあれも食べたい!」というワクワクした気持ちが増えました。
「旅の指差し会話帳 ロシア」 山岡新
こちらはロシア語の本です。「指差し会話帳」と言う名の通り、この本の中身を指差すだけでロシア人と会話できちゃう魔法のような本です。
中にはイラストと共にロシア語と日本語が並べて書いてあります。これを私に勧めてくれたのは、日本でロシア語を教えてくれていた先生(ロシア人)です。
「すごく見やすいし〜生活に必要なことはとりあえず載ってるし〜巻末には文法もまとめて載ってるの〜」と語尾を伸ばし気味な話し方で教えてくれました。
ロシア人がオススメするだけあって、確かに生活はこれで十分です。
何を隠そう、帯同する前に初めてロシアに(引っ越す前の見学的な意味で)来た時、ほとんど喋れないにもかかわらず、ヤロスラブリのショッピングモールでこの本を使って1人でブーツを買いました。
〜靴を買った時の様子〜
①出してあった茶色の靴を見ながら
指差し「黒」
②黒色のものを出してきてくたところを
指差し「試着したい」
③履いてみて
指差し「小さい」
④ちょうどよかったので
指差し「これを買います」
こんな風に本の該当部分を指差しただけで買えてしまいました。ロシア語話せないけどロシアに来たい!と言う方にうってつけです。
今はさすがにこの本を持ち歩くことはしてないですが、こんな時はどう言うんだろう」と思った時に読み返して確認しています。なんせ必要なことは大体網羅されているので。
「ロシア語のしくみ」 黒田龍之介
ロシア語の文法はかなり難解と言われます。
日本でロシア語を習っていた教室のスッタフの方に、申し込みをしたその日に 「ロシア語は言語の中でもかなり難しい方だと思いますよ。格変化が特に。」と言われたのを今も覚えています。
「カクヘンカってなんのこと?」とその時は思っていたのですが、今はよくよく分かります。本当に、苦しい格変化。(日本の「てにをは」みたいなものなので、実際には間違っていても通じることが多いのですが。)
と言うぐらいロシア語は難しんですが、こちらの本はその難しい文法を堅苦しくなく書いている本です。まるでお話を読んでいるような書き方で文法の説明をしてくれます。
げんだちょふがオススメするこの本の使い方は、レッスンや授業で文法を習う前に予習として読むことです。この本でさらっと全体を把握しておくと授業の内容が「そうだったそうだった」と入って来やすくなります。
こちらの本、読みやすいとは言っても文法の本なので、ベットで読んでいると確実に眠くなります。なので眠れない時にもオススメです笑
本日はロシアに来る前にオススメの本3冊をご紹介しました。これからロシアにいらっしゃる方のお役に立ちますように。
そして、ロシア&ロシア語に興味を持ってくれる日本人の方が増えますように。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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