【リトアニア・シャウレイ】ラトビア・リーガからリトアニアの聖地十字架の丘への行き方

4月某日、ラトビアのリーガへ行ってまいりました。

ラトビアはバルト三国のうちの1つです。紛らわしいので今一度確認しておきますと、バルト三国とはロシアの西側、フィンランドの南側に位置しており、北から

となっています。

夫はこれらの頭文字を北から順番に取って「エラリー」と覚え、地理のテストを乗り切ったんだそうです。さぁ、これでみなさんも「バルト三国ってどう並んでたんだっけ?」と悩んでも、「エラリー」で解決!!

ラトビアから隣の国リトアニアの観光地へ日帰り

「ラトビアラトビアって言っているけど、タイトルはリトアニアですが?」と思っているみなさん、そのとおり。

夫が事前にラトビアについていろいろ調べていたところ、ラトビアからリトアニアの気になる観光スポット十字架の丘へ日帰りすることが可能ということがわかったのです。

十字架の丘についてはこちらのDTACリトアニア観光情報局さんのご説明をご参照ください。

日帰り可能と言ってもリーガから十字架の丘への行程は、なかなかトリッキーでした。今後行かれる方の参考になれば、と思い、ブログに記録しておきます。

行路 リーガ空港から十字架の丘へ

リーガ空港でシャウレイ行き長距離バスに乗車

リーガからシャウレイへ行くバス
シャウレイへ向かうバス

まずリーガ空港でシャウレイ行きのバスに乗ります。

チケットは事前にネットで予約していました。われわれが利用したのはこちらのOllex expressという会社。リーガ空港からシャウレイまで片道12ユーロ(2019年4月時点)です。

空港を出てすぐ目の前にあるバス停で待っているとOllexのロゴが着いたバスがやってきました。夫の事前調査によれば「ワゴン車のような小さいバスが来るかも」とのことでしたが、写真のような大きなバスがやってきてくれました。

リーガからシャウレイへ行くバス
車内の様子

リーガからシャウレイへはおよそ2時間30分ほど。後ろの席に座っていたおじさんたちがノンストップで喋り続けていたことが忘れられない思い出です。

シャウレイのバスターミナルから、ローカル線でドマンタイへ

シャウレイードマンタイ間バス時刻表
インフォメーションでもらった時刻表。左が行き(シャウレイ発)、右は帰り(ドマンタイ発)

2時間半後、シャウレイのバスターミナルに到着しました。バスターミナルにはショッピングモールが併設されています。そちらでごはんを食べたり、お手洗い(有料)に行くことができます。

こちらで十字架の丘の最寄り駅「ドマンタイ」へ行くローカルバスに乗り換えます。

バスターミナルのインフォメーションでとにかく「ドマンタイ」と言えば、バス乗り場を教えてもらえます。そのときに帰りのバスの時刻表ももらうことができます。行きも帰りもあまり本数がないので、うっかり乗り遅れないように注意が必要です。

シャウレイ ドマンタイ行きのバス乗り場
ドマンタイへ12番乗り場から乗車

12番乗り場でバスを待っていると、やってきたのはワゴン車のような小さいバスでした。(ロシアのマルシュルートカのよう。)運転手さんに「ドマンタイに行きたい」と伝え、直接料金を支払い(1人片道0.9ユーロ)、バスに乗り込みます。

バス停を伝える車内アナウンスなどはありません。しかし、運転手さんにドマンタイに行きたいと伝えておけば、降りるべきところで教えてくれるはずです。

わたし達の場合は、後ろの席に座っていたおばあちゃんが「ここがドマンタイだよ」と教えてくれました。このおばあちゃんに行き先を伝えていたわけではないのですが、「外国人がこの路線に乗っている=ドマンタイで降りるに違いない」と思って声をかけてくれたようです。ありがたい。

バス停から十字架の丘まで徒歩

ドマンタイのバス停から十字架の丘までは徒歩15分ほどです。上の写真の車が入っている道をまっすぐ歩きます。

この道、ひたすら何もないです。途中で何人か観光客と思しき方々とすれ違いました。

十字架の丘へ続く道
バックパックを背負い、十字架の丘へ歩くげんだちょふ

十字架の丘

お土産屋さんで十字架を購入

十字架の丘 お土産屋さん
右側がお土産屋さん 奥のインフォメーションにお手洗いあり

ひたすら歩いていくと、まず手前にお土産屋さんが現れます。まずお土産屋さんに寄ってげんだちょふが買ったのは、十字架の丘に挿すための十字架

十字架の丘 お土産屋さん
こんな十字架を購入しました

十字架の丘にはすでにたっくさんの十字架があるのですが、そこを訪れる人も自由に十字架を残していって良いのです。だから今もなお、十字架の丘は大きくなり続けているんだそう。げんだちょふはお手頃な(2ユーロだったと思う)小さめサイズの十字架をチョイスしました。

十字架を購入すると、お土産屋さんのおじさんにマジックペンを渡されました。「(記念に)日付とか名前とか書くといいよ」だそう。言われたとおり、裏側に日付と名前を記入しました。

とうとう十字架の丘へ

お土産屋さんから十字架の丘まで、さらにちょっと歩きます。

十字架の丘
歩く
十字架の丘
近づく
十字架の丘
さらに近づく
十字架の丘
どーん
げんだちょふ
ついたぞ!

中心の階段から左右に延びる十字架は圧巻です。

中に続く階段を登ります。階段の先にはメインの道、そこから細い道がいくつか。どこまで行っても右も左も十字架なので、まるで迷路のよう。

げんだちょふ一行が購入した十字架も、十字架と十字架の隙間にお邪魔させていただきました。

リトアニア 十字架の丘

帰路 シャウレイで夕食後、リーガ市内へ

ドマンタイ→シャウレイへのバスは時間に注意

上記で述べたように、ドマンタイから、シャウレイのバスターミナルへ戻るバスは1時間に1本程度しかないので注意が必要です。

シャウレイで寄り道 晩ごはん

げんだちょふ一行が予約していたシャウレイからリーガへ向かうバスは20:15発。(Ollex expressではそちらが最終便でした。)それまで時間があったので、バスターミナルから歩いて行けるレストランで夕食にしました。おしゃれでめちゃおいしかった。

長距離バスでシャウレイからリーガへ

シャウレイからリーガ市内へ向かいます。行きと違って帰りのバスは小さかったです。

しかしながら乗車客はわたしたち以外に2組だけ。座席をゆったり利用できたので、思ったほど辛くはありませんでした。よく歩いたので、爆睡。気付いたらリーガ市内に到着していたのでした。

シャウレイからリーガへ バス
シャウレイからリーガへ

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!