【読書感想文】ちきりん 自分の時間を取り戻そう【主婦にも読んでほしい】
自分の時間を取り戻す、つまり、生産性を上げて自分の時間を増やそうというのがテーマの一冊です。
主婦の生産性
わたしは専業主婦になってもう2年以上経つので、主婦の目線で読んでいました。
この本には「働きつつ子育てをして、毎日忙しすぎる女性」が生産性をあげるべき人の例として出てくるのですが、主婦だって生産性を上げるべき例外ではありません。
げんだちょふは「主婦の人がお金をかけて手間を減らすことは悪」みたいな考えがなんとなくある、と感じるのですが、みなさんはどうですか?「ルンバほしい」って言うと、一定数「え、そこまで必要なの?」という人がいる。あれってなんでなんですかね。手間のかかった料理がステキとか、子供のために頑張るのが親(主に母親)の役割とか、そういう価値観が根底にあるような気がします。(ベビーシッター頼んだだけで炎上する有名人の人もいるし・・・。)
手間や時間が減って、今と同じレベルの成果(料理、洗濯、掃除など)が出るんだったら、そっちのほうがいいに決まっています。自分の自由時間(休憩かもしれないし、趣味かもしれないし、子供と遊べる時間かもしれない)が増えたほうがいい。
この本には具体的に生産性をあげる方法が書かれていました。主婦に関わることであれば、
- 掃除をルンバでする
- 家事代行サービスを頼む
- 材料宅配サービスを利用する
など。これを書いてて思い出したのは、河内瞬さんのブログ「主夫の日々」。家事の効率化の話が主夫の目線で語られています。
お金がかからないレベルでコストを減らしたいのであれば、
- ごはんの品数を減らす
- 物を減らす(片付けの手間が省けます)
- 家事の動線を追求する
など。家事の動線に関してはこちらの人生が整う家事の習慣がかなり参考になりました。とにかく、超具体的です。(kindle unlimitedに加入している人は無料で読めるので、ぜひ。)
あと、主婦側も、テレビに出ている美人なママタレやブログでステキなキャラ弁作ってるママタレさん見ちゃったりすると、彼女たちが家事も仕事もこなす(しかも美人)完璧な女性だと思っちゃって、「わたしもこれくらいやらなきゃ!」と頑張ろうとしてしまったり。でも冷静になって考えると、彼女たちの生活の一部しか私たちは知り得ないわけで、完璧かどうかなんて分かるはずがないし、別に自分が完璧である必要性はないですよね。
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