ロシア国鉄車内の様子をご紹介(ヤロスラブリ〜モスクワ間)

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!

 
ヤロスラブリからモスクワへは約250km。ロシア鉄道に乗り、3時間半ほどかけて移動します。今回はその電車の様子(座席タイプ※)をお伝えしたいと思います。
 
※寝台タイプもありますが、この記事では座席タイプのみご紹介
 

ヤロスラブリ駅で電車に乗車

こちらのかわいらしい黄色の建物がヤロスラブリ駅舎です。中にはチケット売り場、休憩所、簡単なお土産屋さんとレストラン(というべきか悩むぐらい小さいお店)が少々。あまり大きくはありません。

写真の右下に意図せず写り込んでしまったのは駅員の方です。予約した号車の前に立っているこの駅員の方に、印刷したチケットと身分証明書(パスポート)を見せると車内に通してもらえます。

 

車内設備

車内はこのような感じです。座席はリクライニング可能。足置きもあります。天井から小さな液晶画面がぶら下がっており、ロシアの映画が放送されています。音声は座席にイヤホン(持参)を挿せば聞くことができます。

この写真は1等車の写真です。1等車、2等車の違いは…

  • 運賃は1等車1200ルーブル、2等車650ルーブル。
  • 1等車は3列シート、2等車は4列シートで 1等車の方が若干広い
  • 1等車には軽食とスリッパなどのアメニティ付き

といったところです。

wifiはあるのですが、あまり繋りません。コンセントが各席に1つずつ設置されているので、スマホの充電は可能です。わたしはいつも本を読むかスマホに落とした動画を見るかして、3時間過ごします。

 

軽食

1等車で提供される軽食は

  • パン
  • 4つの中から1つ選べるメイン(プロフ、シュニッツェルとマカロニ、ブリヌイ、コトレータと芋)
  • チョコレートバー

です。メインはどれも「特別おいしくはないけど食べられなくはない」クオリティです。パンもけっこうパサパサ・・・

 

車内販売の紅茶がおすすめ

新幹線のように車内販売もあります。飲み物、お菓子、サンドイッチなどの軽食、アイスクリームなどが売られています。げんだちょふのおすすめは紅茶です。外が寒いとあったかいお茶でほっこりしたくなるんですよね・・・そして紅茶はロシアっぽい銀の取っ手がついた、ロシア鉄道のロゴ付きのカップに入って出てくるのです。ロシアっぽくて旅の思い出にもおすすめです。

 

ちなみにロシアで紅茶は「チャイ」と言います。日本でチャイというとインドのスパイシーなやつを思い浮かべますが、ロシアでは紅茶など一般的なお茶のことをさします。

で、チャイを頼むと必ず「チョールニー(黒)」か「ジリョーニー(緑)」か聞かれます。意外とロシアでも緑茶が一般的なのです。

  • チョールニーチャイ→黒いお茶→紅茶
  • ジリョーニーチャイ→緑のお茶→緑茶

となるので、紅茶の場合は「チョールニー」と答えればOKです。

 

では、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!

ロシア国鉄車内の様子をご紹介(ヤロスラブリ〜モスクワ間)” に対して2件のコメントがあります。

  1. SECRET: 0
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    ヤロスラブリからモスクワは結構離れているんですね。それだと、モスクワからサンクトペテルブルク位までと同じくらいですね。
    ちなみに、特急の名称はなんと言うやつで、
    どのようにしてチケットをとられましたか。
    РЖДのチケットは、ネットで簡単に取れるようですが、日本在住の日本国籍者は事前確保が難しそうで、私はモスクワ在住のロシア人が経営する業者に直接依頼して、サプサンのチケットを事前購入して乗りました。
    その事もブログに書きましたが、サプサンは最高でした!

  2. gendachev より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >エカテリーナ «Екатерина»さん
    チケットはネットで取っています。が、ロシア在住だから簡単に取れるのかもしれないです。日本に住んでいても同じかどうかはちょっとわかりません。。。(^▽^;)
    サプサン一回乗ってみたいです!バレエもみにいきたいと思いながら、いつでも行けるような気がして行ってないんですよね。。。

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