ロシア在住駐在妻のブログです。日常や旅行の話をゆるいイラストとともにご紹介しています。

ロシア人の仕事に対する考え方。異文化理解ってこういうこと?

2018/12/21
 
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みなさま、ずどらーすとびーちぇ!

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

ロシア語のレッスンで先生とこんな会話をしたことがありました。

バスのおばさんって何?という方はこちらの記事をご確認ください。

ヤロスラブリ観光情報 ヤロスラブリでのバスの乗り方

 

この会話、全編ロシア語だったはずなのですが、先生がロシア語でなんと言っていたのか、自分がどうやってロシア語で表現したのか全く覚えていません。これが言葉を心で感じるということ?

 

日本で働いていた時に求められたこと

私はロシアに来る前、日本で会社員として働いていました。(まだ会社を辞めて1年も経ってないですが、もはや何年も前の遠い昔のことのように感じます。)当時、会社では「効率的に仕事をしよう!」「生産性を高めよう!」「システムでできることは自動化しよう!」とよく耳にしました。

日本では「人件費を減らして利益を高める」ことがいろんな企業で行われています。労働人口がだんだんと減っていく日本ではこれからも効率化や人員削減というのは求められることと思います。

 

日本にはない職業が存在するロシア

対してロシア。上の先生の言葉のように、「仕事は分け合うもの」という考えが根強く残っているように感じます。私のロシアでの活動範囲はショッピングモールなどの小売店かカフェ・レストラン等の飲食店ぐらいですが、ロシアに来て数ヶ月の内に「ロシアには日本にはない仕事があるんだ」と気づきました。

具体的に上げてみると

  • ファーストフード店のゴミ片付け係
    日本だとファーストフード店ではゴミは自分で片付けるのが一般的ですが、ロシアにはその片付けを仕事としている人がいます。レジの人とは完全に別の人が担当しています。
  • カフェの掃除係
    小さいカフェでも、ウェイターなどとは別に掃除の人がいます。30分か1時間に一回ぐらい店の奥から出て来て店内やトイレの掃除しています。この人が掃除をせず奥に引っ込んでいる間、何をしているのかは謎です。まさか店内で待ってるのか・・・?
  • ショッピングセンターの警備員
    日本にも警備員はいますが、ロシアは数が多いです。大きなショッピングセンターに行くとまず各入り口に警備員がいます。さらに各店舗の入り口にも警備員が配置されています。

などです。

これらの仕事はもちろん必要だから存在しているんですが、無くてもそこまで困らない気がします。

 

他人の仕事はやらないロシアの人

また仕事を分け合うという意識が高いせいか、他の人の仕事は絶対やらないという暗黙の了解が出来上がっています。

例えば私のよく行くカフェでは

  • ご飯を運ぶ&レジをするウェイター
  • 料理を作るシェフ
  • ドリンクを作るバリスタ

という3つの役割の人がいます。

彼らの仕事は明確に分けられており、それぞれが他の人の仕事を手伝うことはまずありません。会計を待っているお客さんがいる。でも担当のウェイターは他の人の接客で手が離せない。こういう時、お客さんを待たせないように他の人がレジをすることはありません。シェフがキッチンから出てくることはありませんし、バリスタはカウンターからその状況を把握してもレジに手を出すことはありません。

また、別のレストランでとっても印象的な出来事がありました。私が座っていた席から見えるところで、ウェイトレスさんがグラスを落として割ってしまいました。片付けるんだろうなと思ってしばらく観察していたのですが、そのウェイトレスさんがグラスを片付ける様子はありません。

どうするのかな?と思っていると、おもむろに奥から掃除のおばさんが出てきて片付け始めました。グラスの片付けはウェイトレスではなく、掃除の人の仕事だったんですね。

また、以前instagramで私が「ロシアではスタバで自分で片付けなくてもいい。それに慣れてしまったので日本のスタバで片付けるのを忘れそうになった」という投稿をしたら日本に住んでいるロシアの方から「私はロシアで間違って片付けそうになりました。掃除の人の仕事を奪っちゃいました笑」というコメントを頂きました。げんだちょふ、「あ、そういう風に考えるんだなぁ」と、とっても新鮮な気持ちになりました。

 

文化の違いってこういうこと?それを理解するってこういうこと?

これらのことから分かるようにロシアでは「人の仕事をする=手伝う=良いこと!」ではなく、人の仕事をする=仕事を奪う=悪いこと!」と考えられているようです。だからもっとこうすべき、とかいうことを言いたいのではありません。これが文化の違いなんだなぁと受け止めています。

海外に住むとこういうちょっとした違いに不便だなぁと思ったりイラっとしたりしてストレスが溜まりがちです。でも「日本ではこうなのに、なんでロシアではこうなんだ!許せない!ムキー!!」とかいちいち思ってたらいつまでも馴染めないし、住んでる間ずっと不幸です。笑

ロシアの人がこういう考え方をしているのって今までの歴史とか政治に深く結びついてるはずで、その辺を考えて行くことが国の違いを理解するということなんじゃないかなと思っています。

今日のげんだちょふ、珍しくまともなこと書いてませんか?多分ですが、ロシアの厳しい冬が私をこんな風にさせています。雪ばっかりで太陽を見ない日が続くと難しいことを考えたくなるようです。

 

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!

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