【チェコプラハ】初めてのチェコ旅行。ロシアと比べてみました。
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ベルリンでの年越しを終え、特急電車でチェコの首都、プラハへと移動しました。げんだちょふにとっては初めてのチェコです。ちょこっとだけ勉強したあっさーい歴史の知識ですが、チェコは元社会主義国という点でロシアと同じ。(というか、ソ連の子分みたいな感じだったんですかね。)でも民主化した後はOECD、NATO、EUに加盟してぐぐぐーっと欧米寄りに変化していった国。
一方ずっと独自の立場を取り続けているロシアに暮らしているげんだちょふとしては結構興味深い国です。実際に行ってみると、数日観光客として滞在しただけですが「あ、ロシアっぽい!」「あ、資本主義っぽい!」と両方が入り混じった文化にとっても面白みを感じました。
今日はロシアと比べながらげんだちょふが感じたチェコの特徴についてご紹介したいと思います。(あくまで個人の感想です。)
チェコがロシアと違うところ
(1)英語が通じる!
プラハ市内中心部のレストランやショップではどの店員さんに話しかけても英語が通じました。お土産屋さんのおばちゃんでも英語で相手をしてくれました。これはやっぱり欧米側に寄り添って行った結果、観光都市として発展して行った結果、なのでしょうかね。ロシアだと世界から人が来るであろうモスクワボリショイ劇場の受付の人でさえロシア語だったのに。。。
(2)接客がフレンドリー
ロシアもフレンドリーなお店が増えているんだろうなという気がするのですが(新しいお店、若い人はフレンドリー)プラハのお店では日本のお店で感じる資本主義の雰囲気に近い接客姿勢を感じました。(言葉で言い表すのが難しいです。何となく、肌で感じるそもそもの考え方の違いみたいな。。。)ロシアかドイツかと言われたらドイツの接客態度に近いです。ただ、ロシアに似ていると思った部分もありまして。。。
それは、食べ終わった後のお皿が速攻で下げられること。ロシアに来たことある人ならわかると思うんですが、ロシアのレストランでは食べ終わったらすぐにウェイターさんにお皿持っていかれるんですよね。「あっっちょっと残ってたのに!」っていう時もあります。(ロシア的に言うと、「まだ食べてます!」って言わない方が悪いんです。)この習慣がプラハのレストランでも全く同じで、何となく懐かしくてほっこりしました。
(3)日本人並みに時間に正確
ロシアと違うと言うか、他のヨーロッパの国と違うと思ったのがかなり時間に正確なこと。特にびっくりしたのが演奏会に行った時。(次回のブログに詳しく書きます。)開演時間が20:00だったのですが、その5分前に舞台上にメンバーが登場。そしてチューニングを済ませ、20:00きっかりに指揮者が入って来て演奏を開始するという、、、
こんなオケ、他に見たことありません。ドイツでもウィーンでも、だいたいお客さんが客席に入りきるのが開演時間の5分後とか10分後で、演奏が始まるのはそれから。
さらに驚いたのは地下鉄の駅の電光掲示板。そこには、何分何秒後に次の電車が来るのかが表示されているんです。そして30秒前ぐらいになると「もうすぐ来ます」的な表示に変わり、本当に電車がやって来ます。秒刻みの正確さでやって来る地下鉄。世界有数の時間に厳しい国、日本出身の私もびっくりです。
チェコでロシアを感じたところ
(1)ロシア語とチェコ語は似てる
ガイドブックにて簡単なチェコ語を確認していると、文字こそ違いますがいくつかの言葉はロシア語と同じ音だったり、とっても似ていたりしました。
例えば、こんばんはという意味の言葉。ロシア語ではДобрый вечер(ドブリ ビーチェル)、チェコ語ではDobrý večer(ドブリ べーチェル)で、ほぼ発音が同じです。他にも100がsto(ストー)だったり、土曜日がSobota(ソボタ)だったり、、、
もちろん全然違う言葉もあるのですが、ちょっと似ているだけで覚えるのが楽なので挨拶はチェコ語でいけました。
(2)お土産屋さんにマトリョーショカ
お土産屋さんを覗いていると、何となく見たことある丸みをおびたシルエット。くりっとした強気な眼差しの女の子。そう、これは、ロシアでよく見るマトリョーショカ。どう見ても、「これロシアで大量生産されている量産型マトリョーショカやん」と思わず漏らしてしまう、ロシアのお土産屋さんで何回も見たことあるようなものがなぜかプラハのお土産屋さんにずらっと並べられていました。
お値段チェックしましたが、同じ質のものであればロシアの蚤の市とかで買ったほうが断然安いです。デザインから考えてもお値段から考えても、チェコで生産されたものではなく、ロシアで買い付けて来たものをお土産として売っているのでは。。。?なぜ。。。?売れるのか。。。?
日本の皆様、マトリョーショカをお買い求めの際はチェコではなくロシアへお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。チェコでわざわざマトリョーショカを買わなくてもきちんとしたチェコのお土産、ボヘミアングラス、マリオネットのおもちゃ、Manufakturaのコスメなど色々ございますのでそちらの方がよろしいかと思います。
(3)ロシア人がいっぱい。ロシア語がいっぱい。
旅行中、至るところでロシア語が聞こえて来ました。お店に入ったら「周りは全部ロシア人?」と思ってしまうことも。チェコ語がロシア語に聞こえるだけかとも思っていましたが、よくよく聞いても明らかにロシア語。そしてロシア人旅行者と流暢なロシア語でやり取りするチェコの方々。
何でそんなにチェコの人がロシア語を話せるのか、、、社会主義時代にはみんなロシア語を話しており、その名残があるのかもしれません。プラハからチェスキークルムロフという街へシャトルバスで移動したのですが、その運転手の人は「第二外国語でロシア語を勉強する」と言っていました。そのおかげで話せる人が多いのかもしれません。
とすると、ロシア人からしたらチェコは、(ドイツほどではないけど)お買い物は楽しいし、(南国ほどではないけど)ロシアよりは暖かいし、程よくロシアから近く(直行便で3時間弱)、しかもロシア語が通じるという、とーっても手軽な旅行先。そりゃロシア人たくさん来ますよね。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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続きの記事はこちら
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「日本におけるロシア年」を検索しましたら、貴方様のブログに辿り着きました。
メッセージも致しましたが、どうぞ宜しくお願いします。
因みに「チェコ」は
民主化する以前は、「チェコスロヴァキア」
と云う社会主義国でしたが、「チェコ」と「スロヴァキア」に分かれました。
私が中学で習った時は「チェコスロヴァキア」でした。
↑余計な事失礼致しました。
とっても楽しいブログですので、更新もわくわくして待ちますネ♪(*^o^*)
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>レディカーライルさん
>「日本におけるロシア年」を検索しましたら、貴方様のブログに辿り着きました。
それを検索されて私のブログにたどり着いたとは、
とっても不思議です笑
日本とロシアの中が深まるとしになればいいですね。
それに私も非力ながら力になっているのであれば
なおさら嬉しいです。
>私が中学で習った時は「チェコスロヴァキア」でした。
私もそうだったんじゃないかなぁ。
今でも「チェコスロヴァキア」と言われたほうが耳馴染みがあります。
今後ともよろしくお願いいたします。
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インスタからブログからいつも楽しく拝見ひております。ちあきと申します。チェコ面白い国ですね!とっても行きたくなりました そして、ワタシは年末にフィンランドとエストニアに行ったのですが、その二国でもかなり、この記事にあるようなロシアっぽさを感じました。ロシア語があちこちで聞こえたり、店員が普通に話せたり、、、
日本では味わえない感覚ですよね!
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>pachemuchkaさん
いつもありがとうございます。
チェコいいですよ。
英語ができなくてもロシア語でイケるので
ロシア語が得意であれば怖いものなしだと思います。
フィンランド、エストニアですか!
まだ行ったことないです。
エストニアは非常にいいと言うウワサはよくききます笑
ちあきさんのブログ、
学生さんの目からしか見えてこないこともあると思うので、ぜひたくさん更新してくださいね。
楽しみにしています。