ボリショイ劇場で今度は白鳥。見るとこ間違ってるよ!
年末年始の旅行の話の途中ですが、
このままのペースだと1月の日記が全て旅行の話になってしまいそうなので、ここでちょっとロシアを挟んでいきたいと思います。
人生で2回目のバレエを見ました。またもやあのボリショイ劇場です。
人生初バレエ鑑賞の記事はこちらです
ペース、飛ばしすぎでしょうか。でも、バレエの本場に住むことなんて今を逃したらもうないかもしれません。
ロシアにいるうちに定番は全て見ておかないと死に際に後悔するかもしれません。
「あ、、、あの時、、、もっとバレエを見ておけばよかった、、、」
50年後、げんだちょふばあさんがそんなことにならないようにたくさん見ておきたいのです。
ということで今回見に行ってきたのはこれも定番中の定番、白鳥の湖です。
白鳥の湖といえば白い衣装。美しいけど、、、
白鳥の湖といえば白い衣装。日本のコメディアンが衣装を着ているのを思い出す人も多いと思います。(というか、本物を見る前にそっちを先に見ちゃう日本人の方が圧倒的多数では)
白鳥が登場するシーンでは夜の湖を表現している舞台全体は青く薄暗く、そこに登場する白鳥たちの真っ白な衣装が映えてとっても綺麗でした。
本当にとっても綺麗でした。
ですが、げんだちょふ気になってしまいました。
本物の動物って静止してないじゃないですか。犬とか、猫とか。じっとしててもたまにブルっと身震いしたりとか。もちろん白鳥も。バレエの途中でも白鳥役の方々、よりリアルな白鳥を演出するためなのか、その場に静止している時でも足をちょっとプルプルさせて白いチュチュをプルプル動かすんですよね。
「えっっプルプルしてるやん。。。」それに気づいた時、あまりにも動きが小刻みなので綺麗というよりはちょっと面白いと思ってしまいました。(真剣にバレエをされている方、失礼なこと言って本当にすみません。)
オーボエ奏者にとっての白鳥の湖の見どころ。げんだちょふの脳内実況中継。
白鳥の湖といえばコレ!というメロディー、みなさん思い浮かびますでしょうか?
タータリラリターラターラターリタリラリラー♪
文字で表現するには限界がありますね。
わからない人は「白鳥の湖 情景」で検索してください!
このメロディーを吹いているのがオーボエです。このメロディーは全幕中2回(多分)出てくるのですが、このメロディーが聞こえて来た瞬間、げんだちょふの視線は舞台上のバレエダンサーではなく、オーケストラのオーボエ奏者(女性だった)に釘付け。
そしていつの間にか脳内実況中継を繰り広げていました。
—脳内実況中継 始まり—
あー始まったあのメロディー
あーやっぱりここではブレス(息継ぎ)しないんだなぁ
でももうそろそろ息が足りなさそう!酸欠不可避!
でもそこでちゃんと高い音の音程が取れるのがプロだよね〜
もうすぐ!もうすぐ終わりだよ!
頑張れ!頑張れ!頑張れ!
・
・
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はい終わったー!
(オーボエの後に金管楽器がバーンって入ってくるタイミング。この時点で心の中で拍手。)
—脳内実況中継 終わり—
バレエの正しい見所って?
ということで今回は初めてのバレエ鑑賞時の「とにかく綺麗!とにかくジャンプすごい!」という感想より一味違う感想を持つことができました。
3回目にはどういう観点で鑑賞することになるのか、自分の成長(?)がある意味楽しみです。
このブログの読者のバレエ経験者の方、または詳しい方。「いやいや、バレエってもっとこういうところを見るんだよ!」というツッコミをお待ちしています。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
他にもチャイコフスキー3大バレエ観ました
“ボリショイ劇場で今度は白鳥。見るとこ間違ってるよ!” に対して2件のコメントがあります。
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ボリショイ・バレエなんて羨ましいですね!白鳥で小刻みに震える?なんて聞いたことないので、普通にブルブルしてただけだと思います。足の先とかをバッチュって言うんですが、動かすのはありますけど…
白鳥の湖は美しい話ではありますが、王子が黒か白かの見分けもつかず、見境なく求婚するがゆえの悲劇ですね。バレエの王子(男も)はことごとくダメ男なので、そこがバレエ鑑賞のコツです(違うか…)
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>Akushaさん
>白鳥の湖は美しい話ではありますが、王子が黒か白かの見分けもつかず、見境なく求婚するがゆえの悲劇ですね。
確かに、そう考えると面白くなってきます!
「なんで間違えるねん!」的な。。。
そう言うストーリーのツッコミどころを探すのは初心者にもできる楽しみ方かもしれません。
次はそういう風に見てみます笑
ありがとうございます。