【絵日記】サンクトのエルミタージュ美術館でスリを見た
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
日本から来た妹と共にサンクトペテルブルクで観光していた時のお話です。週末には夫も合流し、3人でエルミタージュ美術館へ行きました。
エルミタージュ美術館はとーーーーーっても広く、自分達だけで観て周る自信がなかったので事前に日本語ガイドさんをお願いしていました。
たくさんの芸術品を観ることができて大満足だったのですが、予想もしなかったこんなものまで見れちゃいました。
実話です。なんと、美術館内でスリに出会っちゃいました。実際にスリを見たのは初めてでした。
この話の中で「何するんだ!」と叫んだおじさま(団体ツアー客のようでした)はカバンに手をかけられたところで気付き、被害はなかったようです。よかったよかった。
エルミタージュ美術館のスリは有名人?
エルミタージュ美術館でまず最初にガイドさんに注意されたのが「美術館内ではスリが多いので気をつけてください」ということでした。
サンクトペテルブルグはモスクワと比べてスリが多いとは聞いていたのですが、スリといえば混雑した道や地下鉄の中で発生するもの、まさか美術館の中にまでいるとは思っていなかったので、とっても驚きました。
そしてさらに驚いたのが「1人は紫の服を着た女性で、、、」とガイドさんがスリの外見について詳細を説明してくれたことです。
「いや、ちょっと待ってください!スリが誰かわかっているんですか?」
と聞くと、あっさり「そうですね。」との回答。
ガイドさんによれば、エルミタージュ美術館には何人か(1人ではない!)よく現れるスリがいて現地のガイドさんや美術館係員は彼らの顔を把握しているんだそう。ときどき現行犯逮捕で捕まって数ヶ月間は刑務所にいくものの、出所したらまた美術館へとやってくるんだそうです。
その人がスリだと分かっているなら美術館に入れなければいいのに、と思ってしまうのですがそれはできないんだそう。
「そんなの、すごく怖いよ〜」と思ったのですが、ガイドさんたちはスリの人たちの顔を把握しているので、「カバンを自分の前に持ってきて、気をつけていれば大丈夫です」とのことでした。
これからエルミタージュ美術館に行かれる方はお気をつけくださいね。
おまけ
おじさんに気づかれ、顔バレしてしまったスリのお姉さん。数分後、変装のつもりなのか帽子を被って再登場しました。
ガイドさんも「帽子をかぶった方が目立つのにね。。。笑」とあきれ顔でした。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!だすびだーにゃ!
だすびだーにゃ!