ロシアのレストランでチップは必要か
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ロシアに来てあと数ヶ月で2年になるげんだちょふですが、やって来た当時からずっと「どうなんだろう?」と思っていることがあります。
それは「レストランでチップは必要なのか?」問題です。
ガイドブックにはこんな風に書かれているけど・・・?
げんだちょふが持っている観光本(ちょっと古めの地球の歩き方)にはこう書かれています。
ソ連時代はチップの習慣はなかった。現在も強制ではないが、観光客がよく訪れるレストランなどではチップが期待されている。目安としては総額の10%程度。
2014年 株式会社ダイヤモンド社発行 地球の歩き方 A31 ロシア ウクライナ ベラルーシ コーカサスの国々 2014〜2015年版 P.30
これだけだと、「ロシア人はチップ置かなくていいけど外国人は置かないとダメということ?」と読めなくもないです。「それってなんだかなぁ・・・」と思っちゃいます。
ロシアに来たばっかりの頃、何が正解なのか分からなかったげんだちょふは、どこのレストランやカフェでも基本的に10%ぐらいのチップを置いていました。ロシアの人に「この外国人、チップがないなんて失礼なやつだ!」と思われるんじゃないかと、変に気にしていました。
ローカルのカフェの場合
ロシアに暮らし始めてしばらく経ち、レストランで使うロシア語にも多少慣れてきた頃、一人で気晴らしにローカル(ヤロスラブリ)のカフェに行くことも増えました。
そして毎回、数百ルーブルの紅茶やラテを飲んだだけでも律儀にチップを置いていました。数十ルーブルの。
そしてこんな風に考え始めます。
そこで初めて周囲の人間を観察してみました。
・・・置いてない人もいる。
そしてそれ以降、そちらのカフェでは置いていかないことにしました。
チップを置かないからと言って店員さんの態度が変わる風もなく、今もそちらのカフェにはお世話になっています。ローカルのカフェだとこんな感じなんですかね。
観光地のレストランでの体験
しかしながらこんな体験をしたこともあります。日本から来た友人とモスクワのとある観光地のレストランを訪れたときのことです。
美味しいご飯を終えた後のお会計のとき、お店のお姉さんにはっきりと「(このお会計に)チップは含まれていませんよ!」と言われたんです。
なんだかそう言われると、払う気持ちでいてもちょっと気分が下がります。とっても美味しいレストランだったのになぁ。
でも後にも先にもロシアでこれを言われたのはそのレストランだけです。考えてみると確かにこのレストランは外国人客も多く、観光に便利な場所にありました。ガイドブックに書いてあったチップが期待されているお店だったようです。
ロシア人にチップについてきいてみた
ちなみにロシア人の友人たちのチップに対する意見はこんな感じです。
結論。チップはいいレストランであれば置く。
ということで正解は「行ったレストランが気に入れば置く」という、至極当然の回答でした。置かなくても恨まれたりしないのでご安心を。
この「気に入れば」というのが難しいんですが、げんだちょふは中級以上のレストランであれば、何か問題がない限り10%程度置いています。
結局、最初にご紹介した「地球の歩き方の回答がとっても正しい」という結論に至ったのでした。
ロシアでおいしいお食事を
ロシアのスタバやレストランで役立ちそうなロシア語をまとめています。ロシア旅行の前に読んでみてください。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!