【ヤロスラブリ観光】赤いバスでシティーツアー
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ヤロスラブリでずっと気になっていたもの、赤いバス。
バスに書かれているURLへアクセスしてみると、どうやら観光客用のツアーバスのよう。
ウェブサイトをによれば
- 約1時間10分で街の中心部にある観光スポットを巡ることができる。
- チケットは24時間有効で、途中で乗ったり降りたりできる。
- 音声ガイド付きで、8カ国語対応している。日本語もある。
- 毎日10時から、40分おきに運行している。
という、観光客にとってはかなり便利なバスのよう。
正直言うと、ヤロスラブリの観光スポットは、そのほとんどが街の中心部に集中しているので、「移動」という意味ではあまりバスの必要性を感じません。でも、音声ガイドが付いているのであれば乗ってみる価値がありそう。
しかも、日本語対応している。世界に数多とある言語の中から、日本語が選ばれている奇跡。どんな風に仕上がっているのか、ぜひ一度聞いてみたい。
そう思い、とある日曜日に夫と共にバスに乗ってみることにしたのです。
日本語聞けるかどうかは、運
ウェブサイトによると、バスが出発するのはイリヤー教会のそばにあるバス停。昼過ぎの12:40のバスに乗ろうと行ってみると、バスの赤い看板がありました。
よく見てみると裏に「本日の時刻表」なる紙が貼ってあり、その日は6本しか運行されていないことが発覚。12:40の次は14:40。危なかった・・・
バスの助手席に座っていたバスガイドらしきお姉さんに話しかけます。多言語対応バスなので英語が通じるのかと思いきや、お姉さんは完全にロシア語の人でした。
ヤロスラブリでも外国人観光客はたまに見かけるのですが、大抵は専属英語ガイドが率いるグループツアー。個人でこういったバスにのる外国人はまだまだ少ないんでしょう。お姉さんも「まさか自分が担当の時に外国人が来るとは思ってませんでした」と言いたそうな、困った表情です。
げんだちょふの片言ロシア語で話しかけます。
夫と顔を見合わせるげんだちょふ。一瞬「ならば日本語付きのバスが来るまで待つか」と考えますが、これを逃すと次は2時間後、しかもそのバスが日本語対応しているかは不明。
「じゃ、英語で・・・」ということで、お姉さんにお金を支払い、バスに乗り込んだのでした。
ガイドさんとアイコンタクト
バスに乗り込むとほぼ満席。わたしたち以外はロシア語を選択しているようでした。この日は6月なのに気温が30度近くまで上がる、珍しい暑さ。エアコンがない車内は暑かったです。
各座席にオーディオガイドが備え付けてあり、右側にある矢印で自分の好きな言語を選択することができます。さっそく音声ガイドを装着すると、笛で奏でる陽気な音楽が流れ始めました。文字で形容すると「ぴ〜ひゃらら〜」のような、なんとなく気が抜ける音楽。
音楽→音声ガイド→音楽→音声ガイド→音楽・・・のように、次のスポットへ移動する間にこの気の抜ける音楽が流れるシステムのようです。
しばらく英語音声を聴いていたのですが、時々、なぜか説明が途中で終わってしまう。そしてすぐに次のスポットの説明が流れ出してしまいます。
どうやらタイミングの切り替えをガイドさんが手動で操作しているよう。ロシア語音声に合わせたタイミングで切り替えるために、英語音声での説明が終わらないうちに切り替えてしまっていたのです。
「途中で切れるよね?」とざわつく我々。
そんな我々に気づいたガイドさん、「最後まで聞けてる?」「いや、聞けてない」「ごめんなさい!じゃあ、ガイドが終わって音楽が流れ出したら教えて!」
それ以降は英語ガイドが終わって気の抜ける音楽が流れる→お姉さんに向かって視線を送る→次の説明が流れ始める、というのを繰り返したのでした。何度もお姉さんと目を合わせることになり、なんとなく恥ずかしい・・・。
最初にざっくりと観光するにはオススメ
この後は順調に観光スポットを周りました。今まで普通に通り過ぎていた道に歴史のある建物があるということが発覚したり、あるのは知っていた銅像の意味が分かったり、新しい発見がありました。
このバスでざっくり観光した後、気になったスポットに自分で歩いて行くのがオススメです。このバスに乗ったり降りたりしながら観光するには、ちょっと便が少なすぎて、利便性に欠けるかなと思います。実際、途中で乗り降りしている人はとても少なかったです。
基本情報
料金
600ルーブル(2019年6月現在)
運行時間
毎日10:00〜17:40 40分おきに運行。
ただし、日によって減便ありなので、当日バス乗り場にてご確認ください。
アクセス
イリヤー教会に向かって左側にあるバス停からスタート。他の観光スポットでも乗り降り可能。詳しくはウェブサイトの地図でご確認ください。
ウェブサイト
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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