ロシアの夏にふりまわされる
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ロシアで3度目の夏を過ごしています。3度目なので「だいたいこの時期にこれくらいの気温になるだろう」という予測が可能なはずなのですが、これが全く役に立ちません。
というのも、今、すでにコートを着ちゃってるんですよね。人によってはダウンコートを羽織っています。
「去年もこんなんだったっけ・・・?一昨年は・・・?」と記憶をたどってみました。
2017年 短すぎる夏
5月の連休明けにロシアにやってきたげんだちょふ。この時期にした理由はいろいろありましたが、主には「わざわざ寒い冬に行くより夏に行ったほうが、気持ちがめげないで済みそう」だから。ロシアの夏は日本の夏より格段に過ごしやすいと聞いてましたし。
そう考えてロシアにやってきたげんだちょふの期待とは裏腹に、5月が過ぎても一向に上がる気配がない気温。この年、6月に雪が降るというロシア人もびっくりの寒さだったのです。「ユニクロのウルトラライトダウンをクローゼットの奥にしまうことができる日はいつ来るのだろうか・・・。」日本から持ってきた半袖の洋服たちを眺めながら、そんな風に考える日が続きました。
この後、7月後半には暖かくなってくれたのですが、日本からきたばかりのげんだちょふにとっては、夏と呼べる期間は体感で1ヶ月ぐらいしかありませんでした。
2018年の夏 過ごしやすい夏
昨年の経験から、6月を過ぎても寒くなる日があるに違いないと考え、インナーダウンやセーターをクローゼットの奥にしまうことはしませんでした。
しかしながら6月から順調に暖かくなり、無事に夏を迎えました。初めてのロシアの長い冬を経た後の夏だったので、日本で夏を迎えるのとは大違いの、嬉しさひとしおでした。ほんと、緑の植物を見かけたら小躍りするレベルです。
特に知人が遊びに来てくれた8月前半は、半袖半ズボンで夏のロシアを満喫することができました。いい旅だった・・・
2019年 期待させるだけの夏
2019年。なぜだか、6月に急激に暑くなりました。どれくらい暑いかと言うと、30度。東京とモスクワを比べても、モスクワの気温の方が高いという、考えられない事態。
「こりゃ今年の夏は長くなりそうだ!やっほい!地球温暖化の波にはロシアも逆らえないのだ!」などと思っていた矢先、7月初旬にこれまた急激に涼しくなりました。半袖じゃ寒いぐらい。「いやいや、御冗談を。また暑くなるんでしょう」と思っている間に、あっという間に8月に突入。
今はもはや最高気温15度で、街にはウールのコートや薄手のダウンコートを来ている人が歩いています。なお、残念なことに天気予報によるとこれ以降気温が高くなる予定はなく、このまま秋に突入する模様です。最初に期待しただけに、がっかり感がすごいです。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!