【黄金の環】ロストフ・ヴェリーキーへ行ってみました【クレムリン編】

みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

モスクワからロストフ・ヴェリーキーへ、電車でやってきたげんだちょふたち。

まず最初に向かったのは、ロストフのクレムリンでした。

ロストフのクレムリン

ロストフ・ヴェリーキー駅からクレムリンまでは徒歩で移動します。ひたすら駅前に伸びる道路をまっすぐ、ずんずん進んでいきます。

この道の歩道が、まるで森の中を歩いているような気持ちにさせてくれるぐらい、木や草が生い茂っていました。

森の中のよう

よく言えば自然いっぱい、悪く言えば田舎。げんだちょふの脳内では「あ・る・こー あ・る・こー わたしはーげーんきー」というあの歌が再生されるのでした。

15分ほど歩くと、ちょっと市街地らしくなってきました。「お店が増えてきたぞ〜」と考えながらさらに進むと、お店のむこうにクレムリン(ウスペンスキー聖堂)が現れました。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン ウスペンスキー聖堂
お店の向こうに、どーん

チケットの購入

上の写真の場所に突き当たったところから右側に歩いていくと、入口にたどり着けました。

クレムリンに入るときにちょっと頭を悩ませたのが、「どのチケットを購入するか」です。全ての展示が見学可能な共通チケットは、800ルーブルとまあまあ高額です。敷地内への入場券、各展示への入場券を、個別に買うこともできます。(ヤロスラブリのクレムリンも同じような仕組みなんですよね。)

げんだちょふ、事前にこちらのウェブサイトをチェック、眉間に深くシワを寄せながらなんとか解読し、どのチケットを購入するか決めて挑みました。

ちなみにげんだちょふたちが今回購入したのは以下のチケット。

  • 敷地内への入場 70ルーブル
  • ヴァスクレセーニエ教会、イオアンナ・バガスラバ教会、スパサ・ナ・セニャフ教会に入れるチケット 200ルーブル
  • フィニフチ博物館への入場 200ルーブル

合計、一人あたり 470ルーブルなり。

(2019年8月時点の値段)

上記の展示 + お昼ごはん + お土産物色 でだいたい半日ぐらい過ごしました。

げんだちょふ
共通チケットでもとを取りたかったら、かなりじっくり時間をかける覚悟が必要かも。

美しい教会たち

無事にチケットを購入し、敷地内の見学をしました。

ウスペンスキー聖堂

まず最初に目に飛び込んでくるのは、大きなウスペンスキー聖堂です。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン ウスペンスキー聖堂
ウスペンスキー聖堂(右奥にそっと写り込んでいるのは鐘楼)

曇天(というか、小雨だった)の中の写真なのでわかりにくいですが、青とグレーの中間ぐらいのなんとも言えない色をした玉ねぎがステキでした。

ヴァスクレセーニエ教会

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン バスクレセーニエ教会
お庭の向こうにヴァスクレセーニエ教会

ウスペンスキー聖堂と同じ配色なんですが、縦にシュッとしているのがヴァスクレセーニエ教会です。縦に長いと、なんとなく上品な感じがします。その前に広がるお庭は、まだ8月だということもあって緑がきれいでした。池の周りにはかわいいカモさんたちもいます。

イオアンナ・バガスラヴァ教会

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン イオアンナ・バガスラヴァ教会
イオアンナ・バガスラヴァ教会

こちらは濃い緑×白のイオアンナ・バガスラヴァ教会。この配色の教会はヤロスラブリでもよく見るんですが、こんなにもシュッとしているのは見たことないです。尊い。

げんだちょふ
女性っぽい美しさを感じるなぁ

敷地内のレストランはオススメ

イオアンナ・バガスラヴァ教会の近くには、サブラーニエというロシア料理レストランがありました。どこかで聞いたことのある名前だなあ、と思ったら、ヤロスラブリにある同じ名前のレストランと系列店のよう。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン
店内の様子

サブラーニエではおいしいロシア料理が食べられるので、観光にピッタリのレストラン。オススメです。げんだちょふの個人的おすすめメニューは、こちらのシー(キャベツのスープ)。普通のシーと違ってパイ生地が付いていて、豪華な気持ちになれます。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン
シー(キャベツスープ)

レストランのウェブサイト

珍しいお土産が購入できます

このレストランのすぐ近くにあるお土産屋さんに立ち寄りました。そこで売られていたのはマグネットやマグカップなどのよくあるお土産に加えて、こちらのロコモティフグッズ。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン
ロコモティフグッズ!

ロコモティフとは、ヤロスラブリの地元アイスホッケーチームです。ロシアの中でも強豪チームらしく、地元にもファンが多い。

このロコモティフのグッズを見つけた途端、夫のテンションが急上昇。というのも、ヤロスラブリでは地元チームなのにも関わらず、ホッケーの試合が行われるアリーナ(ちょっと街の中心から外れた所にある)でしか販売されているのを見たことがなかったのです。

思わぬところでずっと欲しかったものを発見した夫。ウハウハ気分でロコモティフのマグネットとナップサックを購入したのでした。

ここで売るなら、ヤロスラブリのクレムリンでも売ってくれたらいいのに・・・

りんごがなるお庭

最後に向かったのはお庭です。митрополичий сад(ミトラパリチー サート)という大きなお庭が、敷地の一番奥にありました。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン
木が生い茂る庭

「きれいに手入れされたお庭だなぁ〜」と思いながら生い茂る木をよく見てみると、なんと、りんごがたくさんなっているではありませんか。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン
りんごがたくさんなってる

いつもスーパーで購入するりんご。でもよく考えたらりんごの木をちゃんと見るのは人生で初めてかもしれません。

ロストフ・ヴェリーキー クレムリン

りんご、勝手にもぎりとって食べるのはNGだけど、この箱に入っているりんごは食べていいみたいです。この時は残念ながら箱の中は空っぽだったので食べられず。

げんだちょふ
どんな味だったんだろうなぁ〜

基本情報

内覧時間

毎日10:00-17:00(1月1日を除く)

金・土は20:00まで

上記の時間は2019年8月時点のものです。最新の情報はこちらのウェブサイトで確認できます。

アクセス

ロストフ・ヴェリーキー駅から歩いて約20分

ウェブサイト

では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

だすびだーにゃ!

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ロストフまでのアクセスはこちらの記事で

ヤロスラブリのクレムリンも、ぜひ