【黄金の環】コストロマに行ってきました
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
黄金の環巡りシリーズです。今回はコストロマに行ってきました。
コストロマはコストロマ州の州都で、ヤロスラブリよりさらに北に位置する人口27万人程度の都市です。
ヤロスラブリからコストロマへ
ヤロスラブリのバスターミナルにて、コストロマ行きの切符を買います。セルギエフ・ポサードから始まってロストフ・ヴェリーキー、ウラジーミル、スーズダリ、ウグリチと、5都市を訪れたげんだちょふ。もう長距離バスの切符の買い方は慣れたものです。
でもこの日いつもと違ったことが1つありました。それは、切符を買うときに「パスポート」と言われたこと。バスのチケット買うのにパスポート提示を求められたのは初めて。この路線だけなのか、何なのか、よくわかりませんが、おとなしくカッサ(切符売り場)のおばちゃんにパスポートを渡します。
購入したチケットにはしっかりと名前、生年月日、パスポート番号が印字されていました。個人情報が満載のチケットを握りしめて、いざバスへ。
こちらの3番乗り場から出発です。ヤロスラブリ〜コストロマ間は1時間45分ほど。
車内はわりと快適でした。
コストロマのバスターミナル。前半だけ筆記体なのが、なんとも言えないですな。
イパティエフ修道院
バスターミナルから、見どころであるイパティエフ修道院に向かいます。徒歩で行くのは難しい距離なので、市内バスに乗車。(14番のバスで行けます。)最寄り駅からさらに5分ほど歩いたところにあります。
バス停から修道院まえの道の途中、細い道を走り抜けていくヤギに遭遇。そしてそのヤギの後ろにつづくのは、棒を持ったおばあちゃんでした。ヤギ追いのおばあちゃん。
たどり着いた修道院前はわりと賑わっていました。お土産屋さんやレストランもあって、観光客にはうれしい限り。
修道院ですが観光地化されているので入場料が必要です。大人400ルーブルだと記憶してます。
敷地内には聖堂や鐘楼などの建物がありました。写真右奥にすこーしだけ写っている赤色の建物は博物館になっています。
中に入ると、イコンのコレクションが展示されていました。
イコン以外にも、この修道院の歴史を示す展示が。というのも、このイパティエフ修道院は、ロシアのロマノフ朝の発祥の地なんだそうです。この修道院にいたミハイル・ロマノフさんがロマノフ朝最初のツァーリなんだとか。
というのは、ロシアに来てしばらくしてから一時帰国時に購入した、こちらの本で知りました。
歴史系の本は海外に住むとけっこう役に立ちますなぁ。
お昼はリトルハノイ
イパティエフ修道院から街の中心部まではバスで戻り、ここらで昼食を取ることに。
ここで普通の観光客ならロシア料理をいただくところですが、われわれはふと目にとまった「リトルハノイ」という明らかにベトナム料理なお店へ。
久しぶりのフォーが身にしみました。
サラダ1つと、フォーをそれぞれ1つずつ、そして夫はビールにわたしは水を注文したのですが、お会計がめちゃめちゃ安くて、860ルーブル(日本円で1400円ぐらい)。ビールは110ルーブルで、わたしの水(ペットボトル入り500ml)に至っては60ルーブルと、スーパーで同じやつ買った時とそんなに変わらんがなっていうお値段設定なのでした。
動物いっぱいスサーニン広場
街の中心にあるスサーニン広場。こちらもうろうろしました。ここにある動物の銅像が写真撮影スポットになっているらしく、観光客らしき人が次々と写真を取っていました。
犬の銅像はわりと本物っぽいのに、猫の方はデフォルメ入っているのはなんでなんですかね。
ここでわりと驚いたのはこちらの動物です。
銅像ではなく、生きているハトです。多すぎでしょ。一度にこんなにたくさんのハトを見たのは生まれてはじめて。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!