美術館の夜 Ночь музеевで 日本体験
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
5月19日は市民清掃でしたというのを先日書きましたが、
同じ日の夜、ヤロスラブリでНочь музеев(美術館の夜)というイベントが開催されました。
奥さん、実は、、、ヤロスラブリにある世界遺産。
去年の夏に撮影したスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院。
ヤロスラブリには実は世界遺産がございます。ヤロスラブリ歴史地区といってスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院という長い名前の修道院を含んだ地域が世界遺産に登録されているのです。今までに何回か行っていますが、一度も本ブログではレポートしていません。
というのも、「すっごい綺麗!」とか「すっごい大きい!」とかわかりやすく感動できる種類の世界遺産ではなく、「まぁ、古そうだよね。」ぐらいの感想しか出てこない種類の世界遺産だからです。(歴史の知識があればとっても興味深いものなんだろうなとは思います。)
そして世界遺産だから海外からのお客さんも来そうなものなのに、英語の説明書きやパンフレットなどはありません。(最近、やっと案内板に英語がついていました)敷地内も整備されているとは言い難く、このままではそのうち世界遺産の名誉を剥奪されるのではないかとにわかに心配になって来ます。
げんだちょふの思うこの施設の良いところは
- 入場料が安い(数百ルーブルだったと思う)
- 敷地内にあるお土産屋さんが割と良心的な値段で質も良い
です。特にお土産屋さんはヤロスラブリの地元民の間でも評判です。
↓ようやく紹介記事を書きました!
太っ腹なヤロスラブリ。
なぜ「美術館の夜」の話しからとんで世界遺産の話をしたかというと、「美術館の夜」がこの世界遺産で実施されたからです。しかも、いつもは入場料が必要なのですが、無料開放。太っ腹です。敷地内の各施設でそれぞれイベントが開催されていたようなのですが、げんだちょふが興味を持ったのが今年が「ロシアにおける日本年」であることにちなんだ日本文化の展示スペース。日本のティーセレモニーが経験できたり、写真コーナーがあるというので行ってみました。
ヤロスラブリなんで。
夜のイベントなので、20:00にスタート。「ヤロスラブリにこんなに人がいたのね」と思うぐらいの人が来ていました。
この日は残念ながら雨模様。足元が悪い中、日本コーナーがある「クラシックホール」を目指して敷地内を散策するもなかなか見つけられません。肌寒い中、敷地を2周したあたりでようやく見つけました。
中に入ってみると、、、
確かに着物を着たお姉さんたちと写真撮影が行われていました。
桜のついたての裏で写真撮影に臨む若い女性が着物に着替えています。見ようと思えば見えちゃうけど、それでいいのか、、、
着物を着てみたい人は着替えをし、桜をバックにして記念撮影できたようです。このお姉さんたちをガン見していたら目があってめちゃめちゃ微笑まれたので「ワタシニホンジン!」と声をかけようかと思ったのですが、勇気がなくてできませんでした。肝心なところで勇気が出ないワタシ。。。
すぐ隣にはおじさんとその息子らしき人が日本のものか中国のものかよくわからないお茶を並べて、実演販売していました。そちらがティーセレモニーだったようです。
ヤロスラブリなんで、こんなもんです。
それにしても一体あのお姉さんたちやお茶を売っているおじさんは普段どこで何をしているのだろうか、、、
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!