【ドイツ・ベルリン】ベルリンフィルジルベスターコンサート。とうとう聴けた樫本さんとマイヤーさん
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
2018年の年末、12月30日にベルリンフィルのジルベスターコンサートを聴くためにベルリンへ行ってまいりました。
昨年のリベンジ。きちんとした格好で
去年(2017年の年末)はシュターツカペレドレスデンとベルリンフィルの2つのジルベスターコンサートに行きました。もしあなたがげんだちょふのロシア通信ファンでしたら、ちょうど1年前にやらかしてしまった「げんだちょふの夫、演奏会用のズボンを忘れる事件」を覚えていらっしゃるかもしれません。(わからない方は下記の記事をぜひ!)
ひとことで言うと「げんだちょふの夫が演奏会に履いていくはずのズボンを家に忘れたため、ジルベスターコンサートにジーンズを履いて行くことになりました」というおはなしです。
2018年は同じような恥ずかしい思いはしたくない!ということで、今年はキチンとしたスーツをたずさえてベルリンに赴きました。げんだちょふは無難なネイビーのワンピースです。おかげさまで周囲の目を気にしてソワソワすることもなく、安心して演奏を楽しむことができました。
モーツアルトとラベル
(このプレッツェルが美味しすぎる)
今回訪れたジルベスターコンサートの概要は下記の通りです。
指揮者
ダニエル・バレンボイム
曲目
- モーツァルト ピアノ協奏曲第26番
- ラヴェル スペイン狂詩曲
- ラヴェル 道化師の朝の歌
- ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
- ラヴェル ボレロ
ソリスト(ピアノ)
ダニエル・バレンボイム(弾き振り)
巨匠バレンボイムさんが自ら演奏するピアノコンチェルトにラヴェルシリーズ。ラヴェルのボレロは去年のチェコフィルニューイヤーコンサートに引き続き、生で聴くのは今回で2回目。ボレロは特殊楽器も多く華やかでジルベスター&ニューイヤーコンサートにピッタリの曲目だなぁと思います。
とうとう聴けた・・・日本人コンサートマスター樫本大進さんとオーボエのマイヤーさん
このコンサートで一番うれしかったのは、とうとうベルリンフィルコンサートマスターの日本人バイオリニスト樫本大進さんの姿を生で見ることができたということです。
げんだちょふ、ロシアに来てから何回かベルリンフィルのコンサートに足を運んでいたのですが、なぜか樫本さんが降り番のときばかり。ベルリンフィルには樫本さん以外に2人のコンサートマスターさんが在籍しているので、いつも樫本さんがいるとは限らないのです。できることなら日本に帰る前にベルリンフィルで活躍する日本人の姿を見ておきたいと思っていました。スポーツなんかもそうなんですが、海外で活躍する日本人の姿を現地で見ると無条件で嬉しくなるんです。
また、この演奏会では世界でも指折りのオーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーさんも生で聴くことができました。(なせがげんだちょふが聴きに行くときはいつも、もうひとりの第一オーボエ奏者ジョナサン・ケリーさんだったんですよね。)わたしの人生の中ではかなりの大ニュースです。もちろんケリーさんもすごいんですが、マイヤーさんはわたしがオーボエを始めた頃にはすでに有名だったんじゃないかな・・・っていうぐらい昔から有名なんです。もう大御所と言ってもいいんじゃないかな。
それだけ昔から知っていたというのもあり、げんだちょふの脳内にいたマイヤーさんはまだ若かった(30代のイメージ)のですが、実際のマイヤーさんはもう50代。舞台に登場したマイヤーさんを見た瞬間、脳内マイヤーさんとのギャップに「マイヤーさんも人間なんだなぁ」となんとなくしみじみしたのでした。
その後の演奏を聴いてみても(こちらは年齢どうこうという意味ではないですが)CDや動画で聴いていた脳内マイヤーさんの音とはちょっと違いました。ライブで聴く音のほうが好きかも。どれだけ技術が発達して、映像や音がリアルになったり、VRで立体的に体験できるようになったとしても、同じ空間にいて直接見たり聴いたりするのとはやっぱり情報量が違うんだろうなぁ。
他にも世界で活躍する日本人の記事はこちら
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!