【ウズベキスタン・サマルカンド】青の都 サマルカンド ビビハニム・モスク
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ウズベキスタン旅行の話です。前回の話はこちら
タシケントからサマルカンドへ移動した日の翌日、朝一番に訪れたのがビビハニム・モスクでした。ティムールという、1370年から中央アジアを支配したティムール帝国の長の命で建設されたのだそう。初めてきちんと見るモスクに感動しました。
モスクのアラビア文字のデザイン(青い屋根の下の部分)も神秘的でステキだなぁ。(外国人からみた日本の漢字とかカタカナもこんな漢字なんですかねぇ。)
ビビハニム・モスクの言い伝え1ビビハニム妃のキス
ガイドさんがおっしゃるには、このビビハニム・モスクには、ティムールの奥様、ビビハニムにまつわる、かわいそうな言い伝えがあるんだそうで。
ビビハニム妃、ティムールがインドから帰ってくるのを祝うため、ティムールの力を表すような立派なモスクを作って驚かせようと計画しました。腕のいい建築家にお願いしてモスクの建設を進めるも、ティムールが帰ってくるまでになんとか完成させたいのに、間に合いそうにない。
建築家に「早くしてよっ!夫が帰ってくるじゃないのっ!」と注文をつけると、建築家「チュ~してくれたらいいよ〜」なんて、言い出すじゃありませんか。お姫様は迷いましたが、夫のためだから仕方ないと、ほっぺにチューを許可。そしたらなんとまぁ、建築家のチューの跡がほっぺに残って消えないじゃないの。
その後、なんとかモスクは完成。そこに帰ってきたティムール。立派に完成したモスクを見て感激するも、姫のほっぺにチューの跡があるのを見て「どういうことや!」と激怒。建築家は処刑、ビビハニム妃も殺されてしまったとかそうじゃないとか・・・
※げんだちょふによる意訳です
夫のためにしたことなのに、かわいそうなビビハニム。教訓としては「裏切りは許されません」的なことなのでしょうか・・・
ビビハニム・モスクの言い伝え2 願いが叶う石碑
もう1つ、ガイドさんが教えてくれた言い伝えがあります。モスク前の広場の中心に、こんな石碑があります。「この周りを願い事を言いながら3周すると願いが叶う」という言い伝えがあるんだそうです。
げんだちょふ、シンプルに「健康」と言いながら3周しました。それくらいしか、思いつかなかったんです。もっと夢のあること(宝くじがあたりますようにとか)や、何かしら野望的なこと(月に行きたいとか)を願えばよかったと後悔しています。
でも、まぁ、健康が全てのベースですからね。(自分を納得させる。)
気軽に記念撮影
モスクの周りをうろうろしていると、近くにいた少年たちが夫に声をかけました。何かと思ったら、「一緒に写真取ろう!」とのこと。
このツアーの最初、あらかじめガイドさんにこう言われていました。
まだまだ外国人観光客が少ないウズベキスタン。現地の人は単に珍しいから観光客と一緒に写真を撮りたがるんだとか。なんて純粋な・・・。ロシアのこれとはえらい違いだわ・・・。
ということで安心して一緒に写真をパチリ。
ちなみに彼ら、私には声をかけませんでした。なんとなく、ムスリムだから男女の交友に厳しいのかなぁと思ったり。偶然かもしれませんけどね。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!