【ロシア旅行】モスクワ〜サンクト間のサプサンに乗りました
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
9月末頃にサンクトに行ってマトリョーシカアクセを買ったり、服屋さんを覗いたりしたんですが、このとき、モスクワ〜サンクト間のサプサンに初めて乗りました。
正直言うと、直接ヤロスから飛行機や夜行列車で行くか、モスクワからであれば飛行機を使った方が、お値段的にも安いし時間的にも早いのですが、やっぱりロシアにいる間に一度は乗ってみたい。
実際乗ってみると、日本の新幹線はまた違って興味深かったです。
予約 クラスの違いについて
予約はいつものロシア国鉄ウェブサイトで実施しました。(ロシア国鉄の予約方法はこちらのページで。)
予約する時に気づくのが、席のクラスが細かく設定されていて、値段もそれによってかなり変動するということ。
上からお値段が高い順に
- ファーストクラス(First class / Первый класс)
- ビジネスクラス(Business class / Бизнес)
- 食堂車(Bistro car / Бистро)
- エコノミープラス(Economy+ / эконом+)
- エコノミー(Economy / Эконом)
- スタンダード(Standard / Базовый)
となっています。
しかしこれが、どのクラスにどんなサービスがついているのか、げんだちょふたちのリサーチ力では事前にはよく分からず。とりあえずごはんが含まれているのかどうかだけ確認した上で、行きと帰りでせっかくなので違うクラスに乗ってみたいということで、行き(モスクワ→サンクト)はエコノミー、帰り(サンクト→モスクワ)はビジネスをチョイスしてみました。
そして、実際にサプサンに乗車したときにこんな冊子を発見。
げんだちょふの主観ですが、気になるところだけピックアップするとこんな感じです。
ファースト | ビジネス | エコノミープラス | エコノミー | 食堂車 | スタンダード | |
食事つき | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ✕ |
充電ポート | ○ | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ |
スリッパなどのアメニティ | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
Wi-Fi | ○ | ○ | ○※1 | ○※1 | ○※1 | ○※2 |
食事つきでなくても、どのクラスでも軽食を注文することは可能です。
Wi-Fiはどのクラスでも利用できますが、エコノミープラス、エコノミー食堂車はテスト利用(時間制限はなし)だそう(※1)。そして、スタンダードクラスの場合15分の制限付きのようです(※2)。このテスト利用っていうのがよくわからないんですが、げんだちょふはビジネスとエコノミーで、特にWi-Fiの違いは感じませんでした。
モスクワ→サンクト(エコノミークラス)
モスクワのレニングラード駅(Ленинградский Вокзал)から乗車します。
予約した車両の入り口にいる車掌さんにパスポートを提示して、乗り込みます。
エコノミーと言いながらもかなり清潔な車内。これは快適に過ごせそう。
車両の中程にはコート掛けがありました。ロシアでは、年の半分ぐらいはコートを着用しているので、コート掛けの存在はけっこう重要です。どんな小さいカフェでもコート掛けはたいてい存在しています。
エコノミークラスは食事が付いていません。ですが、注文することができます。この注文方法が素敵でした。自分のスマホでWi-Fiに接続、そこで表示される専用サイトから注文できるんです。好きな飲物や軽食を選んで注文し、しばらくすると乗務員の人が座席まで持ってきてくれます。超便利システム。
日本の新幹線、ここ何年か乗ってませんが、その時は車内を歩き回っている売り子さんに声をかけるシステムでした。売り子の方に声をかけて、「これはいくら?」とか確認しつつ購入するのは、人によっては勇気がいる行為。(げんだちょふは車内販売で購入したことほぼないです。)好きな時にスマホで確認しながら注文できるこのシステム採用すれば売上伸びるかも。
残念&意外だったのは充電ポートがなかったこと。ヤロス〜モスクワ間の電車でも全席に付いているのに、なぜなのか。充電したい人はエコノミープラス以上のクラスを選んだほうが良さそうです。
あっという間にサンクト=ペテルブルクのモスクワ駅(ややこしい)に到着したのでした。
サンクト→モスクワ(ビジネスクラス)
サンクトにあるモスクワ駅から乗車します。構内はちょこっとお土産屋さんなんかも。(このとき買ったのがこちらのチョコレートの記事にあるプーチン&レーニンチョコレート。)
行きと同様、予約した車両の入り口にいる車掌さんにパスポートを提示して、乗り込みます。車掌さんの前に並んでいたのですが、偶然にも中国人観光客の方々に挟まれました。きっと車掌さんには、我々も中国人団体観光客の一部と認識されたはず。(最近観光地に行くと、頻繁にこういうことになります。中国人の人、多い。)
中に入ると、エコノミークラスより高級感のある椅子が並んでいました。
座席には、スリッパやアイマスクなどが入ったアメニティグッズが置かれていました。リラックスして過ごせそうです。サプサンのロゴが入ったグレー✕赤のポーチは普通に使えそうなデザイン。
今回のビジネスクラスはごはん付き。座席の前にあるポケットにメニューが置いてありました。3種類の前菜とメインのセットから、好きなものを選ぶことができます。そしてデザートも。外国人観光客の利用も多いようで、英語対応もばっちり。
ご丁寧にカロリー表示までされていていて、「デザート400kcalか・・・」と、体重増加が気になるお年頃のげんだちょふは思わずため息を漏らしてしまうのでした。(全部食べましたけど。)
飲み物はアルコール(ビールなど)、ソフトドリンク、コーヒーや紅茶などから自由に選ぶことができます。飛行機の機内食に近い感じでした。
当然といえば当然ですが、ごはんはレストランで食べたほうがおいしいです。「サプサンでごはんを食べてみたい!」という強い希望がない限り、モスクワやサンクトのおいしいレストランで食べたほうが満足度は高そうです。
次回また乗るとしたら
げんだちょふが次回また乗るとしたらエコノミープラス以下のクラスを選択します。
エコノミー以下は充電ポートがないのがちょっと不便。ですが、乗車時間は4時間程度なので、自前のモバイルバッテリーで十分かなと思います。
ちなみにロシアのプラグはCタイプなので、日本からこられる場合は変換プラグをお忘れなく。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
基本情報
ロシア国鉄ウェブサイト
サプサンのページ
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