【ロシアの工芸品】ロストフのエナメル細工 フィニフティ
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ある日突然、こんなプレゼントをもらいました。
コレをくれたのは、夫の会社に勤める同僚女性。何かと外国人の私を気遣ってくれる優しい子です。
プレゼントはРостовская Финифть(Rostovskaya Finift)というロシアの工芸品。ヤロスラブリにあるお店でセールを行っていたそうで、「あなたにはロシアで温かい思い出を作って欲しいの!女性の日のプレゼントとしてもらってくれたらうれしいわ!」とのこと。
(女性の日とは3月8日の国際女性デーのこと。日本では定着していませんが、ロシアではかなり一般的なイベント。チューリップのお花を男性から女性に送るのが定番らしい。)
彼女にもらったのは、ペンダントトップ、ピアス、ブローチのセット。いくらセールだったといえ、高価そうで恐縮しちゃうわぁ・・・。そう思いながらもありがたく頂戴したのでございます。
エナメルとは
このロストフ フィニフティはロストフ発祥のエナメル細工だそう。ロストフはヤロスラブリとモスクワの間、ヤロスラブリから南へ50km、モスクワから北へ200kmぐらいのところにある街です。げんだちょふ的にはヤロスラブリとモスクワをつなぐロシア国鉄に乗ると必ず通る街。
ロストフにあるロストフ フィニフティ工場は200年以上続いており、全ての作品が熟練の職人さんによるハンドメイドなんだそうな。
ところで「エナメル細工」。げんだちょふにとって「エナメル」といえば、靴や鞄のピカッとしたエナメル革。「この陶器みたいなやつがエナメルなの?」と、あまりピンときません。
そもそも「エナメル」って何なんですか。調べてみました。
陶磁器の釉薬のこと。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』エナメル
このウィキペディアのページでは、陶磁器の釉薬が一番上にあり、その下の3番目にわたしが思っていたエナメルの定義が掲載されていました。そうか、「エナメル」ってそもそもが陶磁器だったんですね。失礼いたしました。
便利グッズ イヤリングコンバーター
さっそく身に着けておでかけしたいところですが、1つ問題が発生。げんだちょふの耳にはピアスホールがありません。
げんだちょふはイヤリング派なのですが、ロシアではイヤリングが売られているのを見かけたことがありません。
思い起こせば知り合いの女性たちはピアス率がかなり高い。3才ぐらいの子でもピアスをしているので、なぜなのかその子のお母さんに聞いてみたら「生まれて間もなく、まだ何も分からない時期に開ける。痛いことは覚えてないから大丈夫。」だそうな。ということで小学生でもピアスしてるんです。
話がそれました。とにかく耳に穴がない限りせっかく頂いたピアスを身につけることはできません。このためにピアスを開けてみようか、そんな風に思ったりもしました。
しかしながら、「ピアスホール無いけど、ピアスを着けたい!」そんなわがままな人のためにイヤリングコンバーターという便利なものがあるらしい。(他国にお住まいの駐在妻の方のinstagramで存在を知りました。)
下側の穴にピアスの針部分を挿入すれば、あら不思議。ピアスがイヤリングに早変わり。穴にピアスを挿すだけなので、コンバーターを何個も買わなくても1つあれば持っている全てのピアスを装着することができます。これ考えた人、天才。
ちょうど近い内に、年に一度の健康診断を受けるために一時帰国するので、その際にこれを購入することに決めました。
ちなみにこのプレゼントをもらった数日後に、彼女から「そういえば、ピアスホール開いてるっけ?」とフォローの連絡が入りました。彼女の気遣い力に脱帽です。彼女に何か日本でお土産を買わなければ・・・
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
2019/06/03 追記
後日イヤリングコンバーターを無事ゲットし、試したのですが使えませんでした・・・
2020/3 追記
イヤリングに付け替えました。