【黄金の環】ウラジーミルとスーズダリに行ってきました【移動編】
みなさま、ずどらーすとびーちぇ!本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
ロストフ・ヴェリーキーに行った翌週末。今度はウラジーミルとスーズダリに行くことにしました。
ウラジーミル&スーズダリは、ヤロスラブリからだとバスで約4時間と、ちょっとキツイ。モスクワからの方が比較的行きやすいのでモスクワから往復することにしました。
モスクワからウラジーミルまでは電車で2時間弱、そして、ウラジーミルからスーズダリへはバスで1時間ほどで行くことができます。
移動について記録しておきたいと思います。
Contents
モスクワ-ウラジーミル間の電車
モスクワ-ウラジーミル間はロシア国鉄を利用しました。ロシア国鉄の中でも高速列車のстриж(ストリーシュ)、ласточка(ラースタチカ)であれば、1時間40分ほどで移動することができます。時間帯にもよるんですが、金額は1000〜1500ルーブルぐらいです。(2019年8月現在)
これらの電車は指定席、予約制です。ロシア国鉄のサイトから予約できます。予約方法はロシア国鉄の予約方法をご確認ください。
げんだちょふたちは往路はласточка(ラースタチカ)、帰路はстриж(ストリーシュ)を利用しました。
ちなみに、これら2つの単語の意味を調べてみたのですが
- ласточка → ツバメ
- стриж → ヨーロッパアマツバメ
と出ました。あまり違いがわからない・・・
ちなみに有名なロシアの高速鉄道サプサン号もこの区間を走っているので、気になる方はそちらを利用してもいいかもしれません。
バスでも3時間30分程で移動できるようです。長距離バスの時刻表の調べ方などは長距離バスの乗り方の記事をご確認ください。
モスクワからウラジーミルへ
ウラジーミル行きの電車はクルスカヤ駅から出発します。ちょっと時間に余裕を持ってクルスカヤ駅へ。駅構内でちょっとした朝ごはん(コーヒーとサンドイッチ)をテイクアウトしました。この時行ったのはこちらのOne&Doubleというお店。モスクワはこじゃれたコーヒー屋さんがいっぱいあるなぁ。
コーヒーを持ってホームへ。予約した車両の出入り口へ行きます。そこに立っている車掌さんにパスポートを提示して車内へ乗り込みます。
利用した電車 728Г «ЛАСТОЧКА»
07:15 モスクワ(クルスカヤ駅)発
08:56 ウラジーミル着
所要時間 1時間41分
車内は多くの人で賑わっていて、ほぼ満席でした。そして内装もキレイ。まるでヨーロッパに旅行に来たのかと錯覚するような作りです。
電車が走り出した後、げんだちょふたちがさらに驚いたのが、電車が静かになめらかに走っているということ。
げんだちょふたちがよく使っているモスクワ-ヤロスラブリ間の電車は、お尻がどうかなってしまうのではないかと思うぐらい揺れるし、ガタガタと音がうるさいのです。しかし、この電車はすすすーっと走っています。快適。
この列車の終着駅はニージニー・ノブゴロドという、2018年ロシアサッカーW杯の開催地だった場所です。その時には世界中から来たサッカーファンがこのつばめ号を利用したのでしょうね。それぞれの国のユニフォームを着て、会場に付く前から盛り上がっている、熱気を発するファンの人達がここに。
そんなことを妄想していたら、あっという間にウラジーミルに到着しました。
ウラジーミルからモスクワへ
帰路のウラジーミルからモスクワ間はストリーシュに乗車しました。
利用した電車 705Н «СТРИЖ»
17:59 ウラジーミル発
19:41 モスクワ(クルスカヤ駅)着
所要時間 1時間42分
ウラジーミルの鉄道駅は割と大きく、キレイでした。モスクワほどではありませんが、構内にちょっとしたコーヒースタンドやお土産屋さんもあります。
ふとホームへ続く出口に目をやると、隣で駅員さんが机を広げてなにかやっています。
机に向かうおばちゃんの後ろに垂れ下がっている紙をよーく読んでみると「ストリーシュの人は事前にここでチェックをしてください」的な案内が書かれています。
おばちゃんに声をかけると「何号車?」と。おばちゃんの手元には紙の乗車客リストがあり、リストにある名前とパスポートを1人1人照合している様子でした。
げんだちょふたちが乗る列車は、ウラジーミル発ではなく経由駅。ウラジーミルには1分ほどしか停車しません。そのときに車掌さんがチェックしたんじゃ間に合わない・・・ということで事前チェックをしているのでしょう。
おばちゃんのチェックが無事終わると、こんな紙がもらえました。
「この紙を乗るときに見せるのよ。あなた達が乗るホームは出て右、奥よ。」と案内してくれました。
この駅のホームが本当に横に長くてですね・・・。一等車だとホームに出てすぐのところなんですが、我々の乗る一般車両だと奥の、奥の、そのまた奥ぐらいまで足を伸ばさねばなりませんでした。
ちなみに列車に乗る前に、今度は車掌さんにさっきの紙&パスポートを見せました。そこでもまたパスポートでチェック(今度は紙ではなく、ハイテク端末)していたので、さっきの手動チェックが本当に必要なのか、謎です。
ウラジーミル-スズダリ間のバス
ウラジーミル-スズダリ間のバスは1時間に4〜5本ほど運行されています。(バスの時刻表は長距離バスの乗り方の記事をご確認ください。)お値段は100ルーブル前後です。(2019年8月現在)
げんだちょふたちの乗った便は102.5ルーブルでした。0.5ルーブル=50コペイカ。ルーブルの下に、コペイカという単位があるんです。(日本でいうと銭みたいな。)スーパーで野菜なんかを量り売りで買うとコペイカに出くわすんですが、乗り物でもあるんですねぇ・・・。
ウラジーミルからスズダリへ
ウラジーミルのバスターミナルは、電車駅を出て、駐車場を挟んだ向かい側にあります。
中に入ると、カッサ(切符売り場)と時刻表がズラリ。かなりのバスがここを行き来しているんですね。
こちらの切符売り場で「スズダリ」と言って、切符を購入します。
バスロータリーでしばしバスを待ちます。すると、本当に普通の、市内バスがやってきました。上から吊り革がぶら下がっているようなバスです。ロストフ・ヴェリーキーからヤロスラブリに移動したときの長距離バスを想像していたので、げんだちょふたちは驚き。
市内バスだからでしょうか、スーツケースなどの大きな手荷物は別途料金を支払わなければならないようで、観光客と思しきスーツケースを持った方が、車掌さんに注意されていました。
このバスには指定席などはなく、自由席。しかもこのバスがけっこう混雑していて、立っている人の方が多いぐらいでした。げんだちょふたちももちろん立っていました。立ったままで1時間、えっちらおっちら進んでいきます。
この日は雨が降っていて湿度が高く、混んだ車内は快適とはとても言えない状態でした。
そのままスズダリ市内へ
バスはスズダリのバスターミナルに到着。乗客のうち何人かは降りていきましたが、半分ほどの人はそのまま乗っています。状況がよくわからず右往左往するげんだちょふたち。
そして残った人たちはバスの運転手さんに追加でお金を支払いはじめました。どうやら、このバスはそのままスズダリ市内バスとして、街の中心部へ行ってくれるようです。げんだちょふたちもそのまま乗車、GoogleMapを参照しつつ、適当なところで降りたのでした。
この後はスズダリ市内を2時間ほど観光、同じバスでウラジーミルへ戻り、さらにウラジーミルを観光しました。
では、今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
だすびだーにゃ!
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